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11月13日

投資被害について

ニューヨークダウ317ドル安、欧米の新型コロナウイルス感染者急増を警戒

米国株式相場は下落

ダウ平均は317.46ドル安の29080.17ドル、ナスダックは76.84ポイント安の11709.59ポイントで取引を終了した。
新型コロナウイルス感染者が連日急増、コロナによる入院患者数も2日連日過去最多にのぼり、景気回復に影響するとの懸念で寄り付きから下落。シカゴ市長が市民に外出を控えるよう勧告を出すと引けにかけ、下げ幅をさらに拡大した。

12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円12銭で引けた

全米で連日新型コロナウイルス感染者数が急増していることや、米10月消費者物価指数が予想以上に低下したため、米国債利回りの低下に伴うドル売りやリスク回避の円買いが優勢となった。


ニューヨーク原油先物12月限は弱含み、原油12月限終値は41.12ドル、0.33ドル安

米ファイザーや独ビオンテックが開発している新型コロナウイルスのワクチン候補が世界経済を正常化するとの期待感が週初から高まっているものの、買いが一巡し利益確定の売りが優勢となった。

米エネルギー情報局が発表した週報は強弱まちまち。製油所稼働率が74.5%まで低下し、原油在庫が増加したことは重しである一方、石油製品需要が堅調で製品在庫が取り崩されたことは支援要因。石油製品需要は3月以来となる日量2000万バレルの節目を回復した。米国でも新型コロナウイルスが顕著に再流行しているものの、石油製品需要はコロナショック前の水準に向けて回復を続けている。石油消費全体に占める割合は限定的だが、ジェット燃料の需要が日量132万9000バレルまで回復し、コロナショック後の最高水準を更新した。

国際エネルギー機関が月報で需要見通しを下方修正したことや、有効なワクチンが得られても来年下期まで石油製品需要が大幅に伸びることはないとの見通しを示したことは重し。今年10-12月期の需要見通しは日量120万バレル引き下げられた。


ニューヨーク金先物12月限は反発、金12月限終値は1873.30ドル、11.70ドル高

ドル安や新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念が支援要因となった。英国で新規感染者数が過去最多となり、先行き懸念が残った。新型コロナウイルスのワクチン開発に対する期待が出ているが、パウエル米連邦準備制度理事会議長とラガルド欧州中央銀行総裁は経済の先行きは不透明なままだとしている。