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11月25日

投資被害について

ニューヨークダウ454ドル高、経済活動再開の本格化を織り込む

米国株式相場は続伸

ダウ平均は454.97ドル高の30046.24ドル、ナスダックは156.15ポイント高の12036.79ポイントで取引を終了した。
ワクチンの実用化期待やバイデン氏への正式な政権移行開始で政治的な不透明感が緩和、さらに次期財務長官に選出されたイエレン前米連邦準備制度理事会議長が大規模財政策を支持するとの期待で、来年の経済活動本格化を織り込む買いに寄り付きから上昇。終日強い展開となり、ダウは3万ドルの大台に乗せ史上最高値で引けた。

24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、104円44銭で引けた

9月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数も2018年4月来で最大の伸びを記録し、ドル買いに拍車がかかったが、11月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数やリッチモンド連銀製造業指数が予想を下回ったことを意識してドル買いは後退した。


ニューヨーク原油先物1月限は大幅続伸、原油1月限終値は44.91ドル、1.85ドル高

米国で年内にも新型コロナウイルスのワクチン接種が始まり、感染者数の爆発的な拡大を抑制すると期待されている。ワクチンにより経済活動が正常化すると、石油製品全般の需要が押し上げられる見通し。特にジェット燃料の需要回復が期待されている。10月以降、米国では一日あたりの感染者数が拡大傾向にあり、20万人の大台に迫っている。

米政府一般調達局が大統領選で勝利したバイデン氏への政権移行を容認し、現職のトランプ米大統領が協力する構えであることも相場を押し上げた。混乱した米大統領選の終了が視野に入っている。各州の再集計後もバイデン氏の勝利は揺らいでいない。

石油輸出国機構を中心とした産油国は来週の会合で来年からの増産を一時見送ることで合意する見通し。日量200万バレル規模の増産が数カ月間に渡って延期される公算だが、まだ最終的な意見調整が行われているもよう。減産目標をこなすためにイラクでは財政がひっ迫するなど、現行の日量770万バレルの減産はかなりの負担となっている。


ニューヨーク金先物12月限は続落、金12月限終値は1804.60ドル、33.20ドル安

期近12月限から2月限に限月移行が進むなか、サンクスギビングデー前にテクニカル要因悪化を受け、手じまい売りが先行した商状。1800ドル接近で打診買いはあったが、安値から大幅に戻す反発力はなかった。