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11月26日

投資被害について

ニューヨークダウ173ドル安、ナスダック総合指数は過去最高値更新

米国株式相場はまちまち

ダウ平均は173.77ドル安の29872.47ドル、ナスダックは57.62ポイント高の12094.40ポイントで取引を終了した。
ダウは史上最高値付近から感謝祭の休日を控え利益確定の売りが優勢となったほか、週次の失業保険申請者数が予想外に増加したため景気回復への懸念も再燃し、寄り付きから下落。米連邦準備制度理事会が公表した米連邦公開市場委員会議事録では速やかな追加緩和の可能性が示唆されなかったことも手伝い終日軟調に推移した。ハイテク株から景気循環株の買い替えも後退し、ナスダック総合指数は史上最高値を更新。

25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、104円46銭で引けた

失業保険申請者数が2週連続で増加したことから、ドル売りが一時優勢となった。ただ、米連邦公開市場委員会会合の議事要旨内容は予想ほどハト派寄りではなく、米長期金利は下げ渋ったことから、ドル売りは一段落した。


ニューヨーク原油先物1月限は続伸、原油1月限終値は45.71ドル、0.80ドル高

米国や英国で新型コロナウイルスのワクチン接種が近々始まる見通しで、感染拡大が十分に抑制され経済活動が正常化することが期待されている。米ジョンズ・ホプキンス大学の調査によると、世界的に新型肺炎の感染者数は拡大傾向にあるほか、一日あたりの死者数も過去最多を更新しており、ワクチンの摂取開始が急務となっている。

米エネルギー情報局が発表した週報で原油在庫が減少したことは支援要因。原油消費量が上向いており、製油所稼働率は78.7%まで増加した。ただ、石油製品需要は前週比・日量40万8000バレル減の日量1915万6000バレルと、回復は一巡している。季節的な要因や新型肺炎の再流行でガソリン需要が低調。

来週の主要産油国の会合で来年から日量200万バレルの増産が見送られる可能性が高いことは相場を下支え。30日に石油輸出国機構総会、1日に石油輸出国機構プラスの総会が行われる。


ニューヨーク金先物12月限はもみ合い、金12月限終値は1805.50ドル、0.90ドル高

米新規失業保険申請件数が2週連続で増加し、米労働市場の回復の鈍さを受けて株安となったことが支援要因になった。ただ新型コロナウイルスのワクチン開発に対する期待感で戻りは売られやすいことが上値を抑える要因になった。