投資被害について | 先物取引、スカイプレミアム、フリッチクエスト、投資被害、排出権、CO2

12月16日

投資被害について

ニューヨークダウ337ドル高、ワクチンや追加経済対策の合意に期待

米国株式相場は上昇

ダウ平均は337.76ドル高の30199.31ドル、ナスダックは155.02ポイント高の12595.06ポイントで取引を終了した。
製薬会社ファイザーに続き、バイオ、モデルナ開発の新型コロナウイルスワクチンの安全性や有効性が食品医薬品局により確認され緊急使用が今週中に許可されるとの期待に寄り付きから上昇。その後、与野党の指導者が予算に加え追加経済対策を巡り協議することが明らかになり合意成立への期待感に上げ幅を拡大した。

15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、103円65銭で引けた

米12月ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想外に低下したことや、米連邦公開市場委員会でハト派的な姿勢が繰り返されるとの思惑を受けたドル売りが優勢となった。


ニューヨーク原油先物1月限は続伸、原油1月限終値は47.62ドル、0.63ドル高

米ファイザーと独ビオンテックが開発した新型コロナウイルスのワクチン接種が英国や米国、カナダで始まっており、世界的な流行拡大の抑制や経済活動の正常化が期待されている。今週17日、米食品医薬品局の諮問委員会では米モデルナが開発したワクチンの緊急使用が勧告される見通し。

ワクチン接種が始まっている一方で、新型コロナウイルスの感染拡大が各国の経済活動を圧迫していることは相場の重し。制限緩和の先送りや、外出制限など規制強化を検討している都市や国があることから、クリスマス、年末年始の経済活動は停滞が続く見通し。米ニューヨーク市ではクリスマス後の都市封鎖が検討されているという。

国際エネルギー機関は月報で、2021年の需要見通しを前月から日量17万バレル引き下げ、日量9691万バレルとした。新型コロナウイルスの流行が強まっていることが背景。ただ、石油輸出国機構も需要見通しを下方修正しており、反応は限定的。


ニューヨーク金先物2月限は反発、金2月限終値は1855.30ドル、23.20ドル高

米国でワクチン接種が始まったことは織り込み済みとなるなか、ニューヨーク時間の取引開始後は弱気の米経済指標の発表を受け、一段高となり。今月9日以来の高値となる1859.3ドルの高値をつけた。
その後、中盤で上げ幅を縮小し、一時1850ドル割れとなった。米連邦公開市場委員会が16日まで2日間、開催され、ドル安となったことで買い戻しの動きもあり、後半から終盤に再上昇し、1850ドル台を回復し、20ドル以上の上げ幅を維持して引けた。16日に公表される米連邦公開市場委員会の声明文で追加金融緩和政策の公表の思惑や期待からの新規買いもあったもよう。