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12月23日

投資被害について

ニューヨークダウ200ドル安、12月消費者信頼感が予想外の低下

米国株式相場はまちまち

ダウ平均は200.94ドル安の30015.51ドル、ナスダックは65.40ポイント高の12807.92ポイントで取引を終了した。
議会が追加経済対策を可決し法案成立が確実になったことは好感されたが、12月の消費者信頼感指数が予想外に大幅悪化したほか、11月中古住宅販売件数も前月から減少し景気回復に懸念が広がり寄り付き後、下落した。疾病管理予防センターは新型コロナウイルス変異種がすでに国内にも存在する可能性を指摘し、懸念がくすぶり引けにかけては下げ幅を拡大。ハイテク株は堅調で、ナスダック総合指数は史上最高値を更新した。

22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、103円62銭で引けた

米議会が追加経済対策を承認し法案成立が確実となったほか、7-9月期国内総生産確定値や個人消費確定値が予想外に上方修正されたことが好感され、ドル買いが優勢となった。ただ、その後発表された12月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数は低下したことから、ドル買いはやや後退した。


ニューヨーク原油先物2月限は続落、原油2月限終値は47.02ドル、0.95ドル安

従来よりも感染力の強い新型コロナウイルスの変異種が見つかったことで、需要回復期待が後退している。各国で新型肺炎のワクチン接種が始まっているものの、集団免疫を獲得し流行を抑制できるようになるまで、より幅広い接種が必要となることが懸念されている。

世界で最も早くワクチン接種が始まった英国では、変異種の発生もあって1日あたりの感染者数の拡大が続いている。米国では12月に入って感染者数の伸びがやや落ち着いているものの、新規感染者の拡大が加速する傾向にまだ変化はみられない。一方で、世界最大級の人口を有するインドでは感染者数の増加が9月でピークアウトしており、今のところ再流行の兆しは見られず。

クリスマス前のポジション調整の売りは相場の圧迫要因。ワクチンに対する期待感から上値を伸ばしてきたが、クリスマス休暇前に利益確定の売りが持ち込まれやすくなっている。


ニューヨーク金先物2月限は続落、金2月限終値は1870.30ドル、12.50ドル安

英国で従来よりも感染力の強い新型コロナウイルスの変異種検出を受け、欧州経済への不安が強まり、ドルが買い戻され、金は売られる展開となった。時間外取引では1870ドルが支持線になったが、日中取引では1863.8ドルまで下落。ただし前日の安値1859ドル割れには至らず、下値は堅い値動きとなった。