投資被害について | 先物取引、スカイプレミアム、フリッチクエスト、投資被害、排出権、CO2

1月8日

投資被害について

ニューヨークダウ211ドル高、バイデン氏大統領選勝利確定で政局不安が後退

米国株式相場は反発

ダウ平均は211.73ドル高の31041.13ドル、ナスダックは326.69ポイント高の13067.48ポイントで取引を終了した。
議会がバイデン氏の大統領選勝利を確定し政局不安が後退したため寄り付きから上昇。12月米供給管理協会非製造業景況指数が予想外に11月から改善すると回復への期待も広がり上げ幅を拡大し、ダウ、ナスダック総合指数とも史上最高値を更新し引けた。

7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、103円82銭で引けた。

米11月貿易赤字が拡大し、2006年来で最大となったため、一時ドルは弱含んだ。しかしながら、予想を上回った12月米供給管理協会非製造業景況指数を受けた債券売りや民主党主導の政権・議会における財政拡大政策が期待されたことから、米長期金利の上昇に伴うドル買いが加速した。


ニューヨーク原油先物2月限は小幅続伸、原油2月限終値は50.83ドル、0.20ドル高

今週、サウジアラビアが日量100万バレルの自主的な減産を発表したことが引き続き相場を押し上げた。世界的に新型コロナウイルスの流行が続いており、需要は落ち込んでいるものの、ワクチン接種によって経済活動が正常化し石油消費が回復するまで、サウジが足元の需給悪化を食い止めると期待されている。

主要な米株価指数が最高値を更新したことも支援要因。米ホワイトハウスと米議会を民主党が掌握したことによる手厚い経済対策が期待されている。ただ、バイデン新政権による富裕層への増税が警戒されており、楽観論だけではない。石油市場にとってクリーン・エネルギー政策も不透明要因。

流動性相場が続く見通しであることも支援要因。米連邦公開市場委員会など各国の主要な中銀が追加緩和に含みをもたせた舵取りを続けると期待されている。ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁は「資産購入ペースの縮小は近い将来にはない」と語った。ただ、「2021年終盤にその可能性は潜在的にある」と述べている。


ニューヨーク金先物2月限は小幅高、金2月限終値は1913.60ドル、5.00ドル高

米国の金利上昇見通しが上値を抑える要因になったが、押し目は買われて堅調となった。ただ 12月の米供給管理協会非製造業総合指数が予想外に上昇し、ドル高に振れたことに上値を抑えられた。