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1月27日

投資被害について

ニューヨークダウ22ドル安、利益確定売りに押される

米国株式相場は下落

ダウ平均は22.96ドル安の30937.04ドル、ナスダックは9.93ポイント安の13626.07ポイントで取引を終了した。
バイデン大統領がワクチン普及ペースを加速させる計画を発表、夏までに集団免疫を目指しているとしたほか、追加経済対策を巡り共和党との交渉にも前向きな姿勢を示したため寄り付き後上昇した。ただ、史上高値付近からは利益確定の売り意欲も強く引けにかけて、下落に転じた。

26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、103円62銭で引けた

欧州通貨高を受けたドル売りが優勢となった。


ニューヨーク原油先物3月限は弱含み、原油3月限終値は52.61ドル、0.16ドル安

世界的に新型コロナウイルスの流行が続いていることが上値を抑えた。各国でワクチン接種が行われているものの、接種率はまだ低水準で集団免疫の獲得には遠い。週明け25日時点で米国の接種率は7.14%、英国は10.55%、ドイツは2.15%となっている。

来月の春節で中国の流行者数が爆発的に拡大するリスクがあることは懸念要因。中国政府は航空機に搭乗する前の検査を義務付けて移動を抑制しようとしているものの、約1年前の春節を機に新型コロナウイルスが世界的に拡散していったことは記憶に新しく、警戒感は強い。

サウジアラビアの首都リヤドで爆発音が聞かれたと伝わったことは支援要因。サウジはイエメンのシーア派武装勢力であるフーシ派から繰り返し攻撃されており、リヤドが狙われた可能性がある。ただ、続報はなく、詳細は不明。


ニューヨーク金先物2月限は弱含み、金2月限終値は1850.90ドル、4.30ドル安

カンファレンスボード発表の1月の米消費者信頼感指数が事前予想、前月の数字を上回ったことがドル高要因となり、上げ幅を削る展開となった。後半から終盤は27日に米連邦公開市場委員会から声明文の発表を控え、手じまい売りの動きが根強く、小安い状態で推移した。手じまい売り先行ムードとなったが、ドルが対ユーロ、対円ともに下落したことで下値は堅い動きだった。