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1月29日

投資被害について

ニューヨークダウ300ドル高、金融市場混乱への警戒感が後退

米国株式相場は反発

ダウ平均は300.19ドル高の30603.36ドル、ナスダックは66.56ポイント高の13337.16ポイントで取引を終了した。
一部投機の過熱を受け、証券取引委員会が他の当局とともに進行中の市場動向を監視しているとの声明を出したほか、ペロシ下院議長が議会でも調査を進める方針を示したため、金融市場混乱への警戒感が後退し寄り付きから上昇した。投機色の後退で投資家の恐怖指数であるVIX指数も低下し、終日堅調に推移した。

28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、104円24銭で引けた

米連邦準備制度理事会の長期にわたる金融緩和を期待したリスク選好の円売りや米先週分新規失業保険申請件数が予想以上に減少したことを意識して、ドル買いが強まったが、10-12月期国内総生産速報値や新築住宅販売件数は市場予想を下回り、ドル買いはやや縮小した。


ニューヨーク原油先物3月限は反落、原油3月限終値は52.34ドル、0.51ドル安

世界的に新型コロナウイルスの流行が続いていることが重し。ワクチン接種の拡大によって経済活動が正常化し、石油需要が上向くと期待されているものの、コロナ禍の出口はまだ見えていない。世界最大の石油消費国である米国のワクチン接種率は7.81%と、まだ低水準で推移している。

来月の春節をきっかけに中国で新型コロナウイルスが再流行する可能性があることも圧迫要因。旧正月で10億人以上が大移動することによって、中国全土で流行が広まるリスクがある。中国は世界最大の原油輸入国。

米国の原油在庫が減少傾向にあることは下支え要因。石油輸出国機構プラスの減産や米国の生産低迷で供給が限定されていることから、コロナ禍で積み上がった在庫は順調に取り崩されている。


ニューヨーク金先物4月限は小幅続落、金4月限終値は1841.20ドル、7.70ドル安

株価急伸が下支えになったが、ポルトガルとデンマークが制限措置を延長し、リスク回避の動きに対する警戒感が上値を抑える要因になった。また米サウスカロライナ州で、南アの新型コロナウイルスの変異種が2例確認された。