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2月17日

投資被害について

ニューヨークダウ64ドル高、追加経済対策やワクチン普及への期待続く

米国株式市場はまちまち

ダウ平均は64.35ドル高の31522.75ドル、ナスダックは47.97ポイント安の14047.50で取引を終了した。
国内の新型コロナウイルス感染件数が減少したほかワクチン普及への期待で寄り付き後、上昇した。追加経済対策の実現に向けた手続きが進展するとの見方も後押しし、堅調に推移したが、長期金利の上昇が警戒され高値付近からは利益確定の売りに上値は抑制された。ナスダック指数は終日軟調に推移。

16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円05銭で引けた

2月ニューヨーク連銀製造業景気指数は市場予想を上回ったこと、米国における新型コロナウイルスの新規感染者数の減少などが材料視された。ワクチン普及で景気回復期待が強まり、ジョージ米カンザスシティー地区連銀総裁は今年下半期の景気見通しでかなり楽観的な見方を示し、長期債利回りは一段と上昇したこともドル買い材料となった。


ニューヨーク原油先物3月限は続伸、原油3月限終値は60.05ドル、0.58ドル高

石油輸出国機構プラスによる減産や米国の生産低迷を背景に需給が改善し、世界的な過剰在庫の解消が期待されている。新型コロナウイルスのワクチンによって、石油需要が回復を続ける見通しであることも需給改善期待を後押し。

米エネルギー情報局が発表した掘削生産性報告で、3月の主要7地域の米シェールオイル生産量は前月比で日量7万7000バレル減の同750万4000バレルと低水準を維持する見通し。コロナショック後の減産は一巡しているものの、足元の原油高で生産量が増加する兆候は限定的。

米国の石油産業の中心地であるテキサス州が寒波に見舞われ、原油生産や製油所の稼働が一部停止したことも支援要因。調査会社の推計によると、寒波によって原油は日量50万~120万バレル、石油製品で日量330万程度の減産が発生するもよう。米テキサス州で寒波による急激な気温低下は一巡しているものの、20日まであまり気温はあがらない見通し。


ニューヨーク金先物4月限は続落、金4月限終値は1799.00ドル、24.20ドル安

ドイツ欧州経済センター景気期待指数の上昇などを受けて景気回復期待が高まったが、株高が一服すると、ドル高に転じ、金の上値を抑える要因になった。日中取引で株価の押し目は買われたが、長期金利上昇に対する懸念もあり、株高が一服し、ドル高となった。