投資被害について | 先物取引、スカイプレミアム、フリッチクエスト、投資被害、排出権、CO2

3月2日

投資被害について

ニューヨークダウ603ドル高、経済活動再開への期待高まる

米国株式市場は上昇

ダウ平均は603.14ドル高の31535.51ドル、ナスダックは396.48ポイント高の13588.83で取引を終了した。
製薬会社ジョンソン・エンド・ジョンソン開発ワクチンが当局により緊急使用が許可されワクチン接種ペースが加速するとの期待が強まったほか、1.9兆ドル規模の追加経済対策が速やかに成立する可能性が強まり回復期待から寄り付き後、大幅に上昇。米国債相場も落ち着きを取り戻したほか、2月米供給管理協会製造業景況指数が予想を上回ると上げ幅を拡大した。

1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円76銭で引けた

米2月供給管理協会製造業景況指数、製造業購買担当者景気指数改定値、1月建設支出が軒並み予想を上回ったほか、ジョンソン・エンド・ジョンソン開発ワクチンが当局により緊急使用が許可されさらに、1.9兆ドル規模の追加経済対策のすみやかな成立期待でドル買い、リスク選好の円売りが優勢となった。


ニューヨーク原油先物4月限は続落、原油4月限終値は60.64ドル、0.86ドル安

今週、石油輸出国機構プラスの会合で増産が決定される見通しとなっていることが相場の重しとなった。報道から4月以降の増産規模について明確になっておらず、警戒感が強い。

事前の報道によるとサウジアラビアが日量100万バレルの自主減産を取りやめる可能性がある一方、石油輸出国機構プラス全体で減産目標の縮小が行われ、日量50万バレルほど生産量を増やす選択肢もある。石油輸出国機構プラスが全体で増産するならば、毎月生産量を増やしていくとの報道もある。サウジの自主減産の終了と石油輸出国機構プラスの増産が同時に行われると、4月の生産量の増加は日量150万バレルと大きくなる可能性がある。

財新とマークイットが発表した2月の中国製造業購買担当者景気指数が50.9と、昨年5月以来の低水準となったことも重し。中国の備蓄施設が満タンになっているとの噂話もあって、原油輸入量の伸びが鈍化することが警戒された。


ニューヨーク金先物4月限は小幅続落、金4月限終値は1723.00ドル、5.80ドル安

米国債の利回り上昇が一服し株価が急伸したが、ドル高を受けて戻りを売られた。欧州で債券利回りの上昇に対する警戒感が出る一方、米国の金融当局者は利回り上昇を容認しており、ドル高に振れたことが金の上値を抑える要因になった。