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4月15日

投資被害について

ニューヨークダウ53ドル高、良好な企業決算を好感

米国株式市場はまちまち

ダウ平均は53.62ドル高の33730.89ドル、ナスダックは138.26ポイント安の13857.84で取引を終了した。
予想を上回った金融決算を好感し、寄り付き後、上昇した。決算シーズン開始で良好な企業決算への期待が強く、また、連邦準備制度理事会が公表した地区連銀経済報告で全米の経済活動が緩やかなペースで加速したことが明らかになり、ダウは終日堅調に推移。長期金利の上昇でハイテク株は売られ、ナスダック総合指数は下落した。

14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円90銭で引けた

米3月輸入物価指数は予想を上回ったが、米連邦準備制度理事会のパウエル議長は、「ほとんどのメンバーが24年まで利上げを予想していない」と指摘し、長期にわたり大規模金融緩和を維持する方針が再確認されたことや、この日公表された地区連銀経済報告でも、全米地区での物価はわずかな上昇にとどまったことから、ドルは伸び悩んだ。


ニューヨーク原油先物5月限は大幅続伸、原油5月限終値は63.15ドル、2.97ドル高

米エネルギー情報局が発表した週報で、石油製品の需要が拡大したことが相場を押し上げた。石油製品需要は全体で日量2032万8000バレルまで増加し、節目の同2000万バレルを上回った。回復する需要をまかなうため、製油所稼働率は85.0%まで上昇し、先月にかけて積み上がった原油在庫の取り崩し圧力が強まっている。製油所稼働率は昨年3月以来の高水準。

米国のガソリン需要の4週間移動平均は日量880万8000バレルと、昨年8月の需要期並みの水準まで増加した。ジェット燃料需要の4週間移動平均は日量125万4000バレルと昨年4月以来の高水準となった。コロナワクチンの接種が順調であることから、航空機向けの需要も回復しつつある。

今週の石油輸出国機構の月報に続き、国際エネルギー機関が需要見通しを上方修正したことも支援要因。国際エネルギー機関は今年の需要増加幅を日量23万バレル引き上げ、同570万バレルとした。


ニューヨーク金先物6月限は反落、金6月限終値は1736.30ドル、11.30ドル安

米ゴールドマン・サックスや米JPモルガン・チェースの好決算を受けて戻りを売られた。また3月の米輸入物価が事前予想を上回る伸びとなり、インフレに対する警戒感が残ることも圧迫要因になった。