投資被害について | 先物取引、スカイプレミアム、フリッチクエスト、投資被害、排出権、CO2

4月27日

投資被害について

ニューヨークダウ61ドル安、政府の増税計画が重し

米国株式市場はまちまち

ダウ平均は61.92ドル安の33981.57ドル、ナスダックは121.97ポイント高の14138.78で取引を終了した。
強い企業決算や回復期待に寄り付き後、上昇。その後、ディーズ国家経済会議委員長が所得100万ドルを超える納税者に対するキャピタルゲイン課税を週内に提案する可能性を示唆したことが警戒され、ダウは下落に転じた。主要ハイテク決算を控え、ナスダック総合指数は上昇。

26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円10銭で引けた

この日発表された米3月耐久財受注速報値は予想を下回ったため、ドルは軟化したが、4月ダラス連銀製造業活動指数の改善や長期金利の上昇を受けてドル買いが優勢となった。


ニューヨーク原油先物6月限は弱含み、原油6月限終値は61.91ドル、0.23ドル安

世界第3位の石油消費国であるインドで新型コロナウイルスの爆発的な流行が続いていることが重しとなった。インドの一日あたりの感染者数は35万人を超えており、連日で世界最多を更新している。ブラジルやトルコ、インドネシア、チリなどでもワクチンの効果はまだ見られず、流行は収まっていない。チリの一回目のワクチン接種率は40%超と米国並みで、2回目の接種率は32.3%とイスラエルに次ぐ高水準。アラブ首長国連邦のワクチン接種も前進しているが、日々の感染者数は高止まりしている。

ただ、インドの需要下振れ懸念が強まる一方、米国や英国、欧州など主要国の景気回復期待は強く、需要が上向く見通しであることは相場を支えた。米ファイザーと独ビオンテックが開発したワクチンが効果を発揮しており、危惧された欧州での流行は収まりつつあるうえ、死者数は減少傾向にある。先週、ワクチン先進国であるイスラエルではコロナによる死者がゼロとなった日があった。

報道によると、石油輸出国機構プラスの共同技術委員会では今年の需要見通しが据え置かれた。ただ、インドなどでコロナが再流行していることについては懸念が示された。共同閣僚監視委員会や閣僚会合は28日に行われる。


ニューヨーク金先物6月限は小幅高、金6月限終値は1780.10ドル、2.30ドル高

米国債の利回りが上昇したことを受けて戻りを売られた。ただ今週は米連邦公開市場委員会を控えるなか、利回り上昇が一服すると、ドル安が再開し、金の押し目が買われた。