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5月27日

投資被害について

ニューヨークダウ10ドル高、高値圏では上値重く小幅高

米国株式市場は反発

ダウ平均は10.59ドル高の34323.05ドル、ナスダックは80.82ポイント高の13738.00で取引を終了した。
新型コロナワクチンの接種が進み、経済活動の正常化を後押しするとの見方から、寄り付き後、上昇。買いが先行して始まったが、買いが一巡すると伸び悩んだ。高値圏にあるダウは、利益確定の売りも出やすく、上値が重い。午後に入ると前日の終値近辺で推移した。一方、ナスダックは長期金利が安定していることを背景に終日堅調に推移した。

26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円14銭で引けた

日本の景気総括判断の下方修正や緊急事態宣言の再延長要請の動きなどを受けて円売りがみられた。また、米財務省の5年債の結果は順調だったものの、米長期金利が上昇し、ドル買いも強まった。クオールズ米連邦準備制度理事会副議長がテーパリングに言及した。


ニューヨーク原油先物7月限は小幅高、原油7月限終値は66.21ドル、0.14ドル高

核合意が修復された後のイランの供給量拡大が警戒されている一方、米エネルギー情報局の週報が堅調な内容だったことが相場を支えた。イラン政府のアリ・ラビィ報道官によると合意はまもなくであるという。ただ、イランの交渉担当はまだ重要な問題が残されていると述べた。

米エネルギー情報局週報では原油のほか、石油製品の在庫が減少するなど需要は上向きだった。新型コロナウイルスのワクチン接種の拡大で米経済は正常化に向かっている。米国では約4割のワクチン接種が完了した。ガソリン需要は日量947万9000バレルまで回復し、昨年3月以来の高水準を更新。ディーゼル燃料やジェット燃料も堅調だった。需要拡大に合わせて製油所稼働率は87.0%まで上昇し、パンデミック後の最高水準を更新。ただ、米コロニアル・パイプラインが停止した影響が残る期間の週報だったことから、強気な反応は限られた。


ニューヨーク金先物8月限は小幅高、金8月限終値は1903.80ドル、3.30ドル高

押し目買いが入ったが、ドル高に転じたことを受けて上げ一服となった。欧州中央銀行のパネッタ専務理事が資産買い入れペースを落とすべきではないとの考えを示したことや、ドイツ国債の利回り低下を受けてユーロ安に振れた。