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6月8日

投資被害について

ニューヨークダウ126ドル安、景気敏感株に利益確定の売り

米国株式市場はまちまち

ダウ平均は126.15ドル安の34630.24ドル、ナスダックは67.23ポイント高の13881.72で取引を終了した。
ダウは経済正常化期待で寄り付き後、上昇するも小幅に下落。5月消費者物価指数の発表を控え、様子見姿勢が強い中、足元で株価上昇が続いていた景気敏感株を中心に利益確定の売りに押され、終日マイナス圏での推移となった。一方のナスダックは、下落して始まったものの、終日堅調に推移。主要7ヵ国の財務相会合で、法人税の最低税率を15%とする共同声明が採択されていたが、影響は限定的だった。

7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円25銭で引けた

米連邦準備制度理事会は緩和縮小を急がないとの見方によるドル売りが先行したが、ユーロ・円の上昇にともない下げ渋った。


ニューヨーク原油先物7月限は弱含み、原油7月限終値は69.23ドル、0.39ドル安

新型コロナウイルスの流行を乗り越えて、欧州や米国など主要国経済が正常化に向かっていることから石油需要は回復しているものの、週明けは利益確定の売りが優勢だった。1バレル=70ドルの節目が上値を抑えた。

新型コロナウイルスのワクチン接種率は米国で1回目が51.6%、完全接種が42.1%、欧州連合ではそれぞれ41.2%、21.2%まで上昇しており、流行は沈静化に向かっている。先月にかけて爆発的な再流行に見舞われたインドでは感染者数の伸びが鈍化しており、都市封鎖の拡大懸念は後退。ただ、ブラジルやアルゼンチン、コロンビア、チリなど南米では日々の感染者数が依然として高水準で推移しており、世界的には流行が続いている。

7日の中国貿易統計で、5月の原油輸入量が前年比14.6%減の日量965万バレルとなったことは重し。製油所の定期改修の影響で処理能力が一時低下したことが背景。


ニューヨーク金先物8月限は小幅高、金8月限終値は1898.80ドル、6.80ドル高

時間外取引では、アジア時間の午後にユーロの上昇一服を背景に売り優勢となった。欧州時間に入ると、ドルの弱含みに下値は堅いながらも小幅安で推移。日中取引に入ると、ドル安からジリ高となり、後半に1900ドル台を試す展開となった。終盤、伸び悩み、1900ドルを維持することは出来なかったが、堅調に引けた。