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6月15日

投資被害について

ニューヨークダウ85ドル安、連邦公開市場委員会控えた調整

米国株式市場はまちまち

ダウ平均は85.85ドル安の34393.75ドル、ナスダックは104.72ポイント高の14174.14で取引を終了した。
連邦準備制度理事会が今週15日から16日にかけて開催する連邦公開市場委員会を控えた調整にダウは寄り付きから下落。終日軟調に推移した。10年債利回りが依然1.5%を割り込んだ水準で引き続き安定したためハイテク株は強く、ナスダック総合指数を押し上げ。終値で史上最高値を更新した。

14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円08銭で引けた

米長期金利の上昇に伴うドル買いが優勢となった。


ニューヨーク原油先物7月限は伸び悩み、原油7月限終値は70.88ドル、0.03ドル安

年後半にかけて世界的に石油需要が回復する見通しであることが相場を押し上げてきた一方、英国で新型コロナウイルスの変異株「デルタ」が流行し、感染者数が拡大する傾向にあることが重しとなった。ジョンソン英首相はイングランドにおける都市封鎖の全面解除を4週間延期する方針を示した。英国における1回目の接種率は62.2%、2回目は44.6%と高水準だが、感染拡大をしっかりと抑制できていない。

ただ、英国の感染者数は拡大しているものの、年初にかけての再流行と比較すると流行悪化は軽微。イングランドは都市封鎖の完全解除を遅らせるが、スコットランドや北アイルランドでは今月中に制限をさらに緩和する。

今週の米連邦公開市場委員会を控えた慎重な雰囲気は原油市場の値動きを抑制した。米経済活動が再開しつつあるなかで景気は上向いており、年内にも米連邦準備制度理事会が資産購入ペースの縮小を始める可能性が高いことが金融市場全体を神経質にしている。


ニューヨーク金先物8月限は続落、金8月限終値は1865.90ドル、13.70ドル安

今週の米連邦公開市場委員会では、金利予想分布図で2023年に少なくとも1回の利上げ見通しが示されるとの見方が出た。利上げ前倒しの見方が金の圧迫要因となった。