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6月30日

投資被害について

ニューヨークダウ9ドル高、強い経済指標を好感

米国株式市場は上昇

ダウ平均は9.02ドル高の34292.29ドル、ナスダックは27.83ポイント高の14,52834で取引を終了した。
住宅価格指数が過去最大の伸びを記録したほか、6月消費者信頼感指数もパンデミック前の水準を回復するなど経済指標の強い結果を受けて、寄り付き後、上昇。しかし、引けにかけて、月末、四半期末、半期末を控え利益確定の売りに押され、上げ幅を縮小。ナスダック総合指数は小幅高ながら連日、史上最高値を更新して終了した。

29日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円54銭で引けた

米国の4月FHFA住宅価格指数と4月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数は高い伸びを記録したほか、6月消費者信頼感指数は昨年2月以来の高水準を記録したため、一時ドル買いが強まった。その後クロス円絡みのドル売り・円買いが増えたことでドルは伸び悩んだ。


ニューヨーク原油先物8月限はもみ合い、原油8月限終値は72.98ドル、0.07ドル高

石油輸出国機構のバルキンド事務局長が年後半にかけて需要回復が加速すると述べたことが相場を支えた。石油輸出国機構プラスの共同技術委員会で発言しており、今年の石油需要は日量600万バレル増加する見通しだが、そのうち同500万バレルは年後半に集中するとの認識を示した。

一方、バルキンド事務局長は新型コロナウイルスの変異株の流行についてはワイルドカード的な要因であるとし、かなり不確実であるとした。景気回復を目指した財政・金融支援によってソブリン債の水準が急拡大していることは今後数カ月間のインフレ上昇につながるとして懸念も表した。サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相に続いてインフレに言及している。

ワクチン先進国の英国で新型コロナウイルスのデルタ株が一段と流行していることは不安要因。28日の新規感染者数は2万3000人近くとなり、1月以来の高水準となった。ただ、ワクチンの効果もあって死者数は増加していない。


ニューヨーク金先物8月限は反落、金8月限終値は1763.60ドル、17.10ドル安

独消費者物価指数の伸びが鈍化し、ユーロ安に振れたことが圧迫要因になった。18日の安値1761.2ドルを割り込み、テクニカル面で悪化したことも下げ要因となった。