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8月24日

投資被害について

ニューヨークダウ215ドル高、当局のワクチン正式承認を好感

米国株式市場は続伸

ダウ平均は215.63ドル高の35335.71ドル、ナスダックは227.99ポイント高の14942.65で取引を終了した。
食品医薬品局が国内で初めてファイザー・独ビオンテック製の新型コロナウイルスワクチンを正式承認したため、コロナ感染拡大への懸念が後退し、寄り付き後、上昇。さらに、原油価格の反発が買い材料になったほか、連邦準備制度理事会の経済シンポジウムが対面形式からオンライン形式に変更されたことを受けて、この会合でパウエル議長が緩和縮小計画を発表するとの警戒感が後退したことも支援材料となり、上げ幅を拡大した。ハイテク株も強く、ナスダック総合指数は史上最高値を更新して引け。

23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円70銭で引けた

米カンザスシティ地区連銀が主催する年次経済シンポジウムを控え、金融緩和縮小を巡る思惑で米国債相場が底堅く推移。長期金利は伸び悩んだことから、ドルの売り戻しが優勢となった。


ニューヨーク原油先物10月限は大幅反発、原油10月限終値は65.64ドル、3.50ドル高

新型コロナウイルスのデルタ株が世界的に流行し、需要回復見通しが不透明となっていることから先週末にかけて続落したものの、週明けは反動高となった。

今週末に予定されているジャクソンホール会合がオンライン開催に急遽変更となったことで、米連邦準備制度理事会がデルタ株の流行に対して慎重になっているとの連想が働き、ドル安に振れたことが相場を支援した。米国の資産購入ペースの減速がまもなく始まるのか、パンデミック対応の超緩和的な金融政策がまだ続くのか金融市場は神経質となっている。

先週末、昨年11月以来の高値を一時更新したドルインデックスは低下。6月以降のドル高基調に調整が入っている。7月の米中古住宅販売件数の増加をデルタ株の流行による需要拡大と関連付けるとドル安要因。

世界最大の石油消費国である米国では、デルタ株の感染拡大が続いている。入院者数や死者数も増加傾向。一方、世界第2位の石油消費国である中国で、22日の新規感染者数がゼロだったと伝わっていることは支援要因。


ニューヨーク金先物12月限は上昇、金12月限終値は1806.30ドル、22.30ドル高

27日のパウエル米連邦準備制度理事会議長の講演を控え、量的緩和の縮小について慎重姿勢が示されるとの見方もあるなか、リスク選好の動きを受けて堅調となった。