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8月25日

投資被害について

ニューヨークダウ30ドル高、景気回復期待が高まる

米国株式市場は続伸

ダウ平均は30.55ドル高の35366.26ドル、ナスダックは77.15ポイント高の15019.80で取引を終了した。
当局による新型コロナウイルスワクチン正式承認を受けた景気回復期待に、買いが強まり、寄り付き後、上昇。原油高に加え、企業の好決算も手伝い終日堅調に推移した。ハイテクも強く、ナスダック総合指数は史上最高値を更新して終了。

24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円68銭で引けた

年次経済シンポジウムを控えてポジション調整目的のドル売りが優勢となったのち、米国債の供給増を織り込む長期金利の上昇を意識してドルは下げ止まった。ただ、2年債入札は好調だったことから、長期金利の上昇は一服し、ドルは上げ渋った。


ニューヨーク原油先物10月限は続伸、原油10月限終値は67.54ドル、1.90ドル高

米食品医薬品局が米ファイザーと独ビオンテックが開発した新型コロナウイルスのワクチンを迅速に正式に承認したことで未接種者への義務化などが拡大し、流行がおさまることが期待されている。正式承認の対象は16歳以上。12~15歳については引き続き緊急承認に基づいて接種が行われる。

米国のワクチンの完全接種率は51.5%と停滞気味。欧州の接種開始は出遅れたが、ドイツは58.8%、フランスは63.7%、スペインは66.9%まで拡大しており、米国との差が広がりつつある。

メキシコ国営石油会社ペメックスの海上油田で火災が発生し、日量40万バレル超の減産が発生していることも支援要因。同社は24日までに電力を復旧させるとしていたものの、今のところ続報は見当たらない。


ニューヨーク金先物12月限は小幅高、金12月限終値は1808.50ドル、2.20ドル高

米連邦準備制度理事会の量的緩和の縮小に対する見方が当面の焦点である。米経済の回復で量的緩和の縮小見通しに変わりはないが、新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大で雇用回復が遅れるとの見方もあり、パウエル米連邦準備制度理事会議長は27日の講演で慎重姿勢を示す可能性も出ている。