投資被害について | 先物取引、スカイプレミアム、フリッチクエスト、投資被害、排出権、CO2

9月17日

投資被害について

ニューヨークダウ63ドル安、強い小売りも回復に慎重な見通し

米国株式市場はまちまち

ダウ平均は63.07ドル安の34751.32ドル、ナスダックは20.40ポイント高の15181.93で取引を終了した。
8月小売売上高や9月フィラデルフィア連銀製造業景況指数の良好な結果を受けて、景気回復期待が再燃し、上昇して寄り付いた。しかし、新規失業保険申請件数の増加で雇用や景気回復への懸念がくすぶったほか、金利先高感を警戒した売りに下落に転じた。ユダヤ教の祭日で参加者が限られる中、押し目買いも強く、引けにかけて下げ幅を縮小。

16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円74銭で引けた

米8月小売売上高は予想外のプラスに改善し、9月フィラデルフィア連銀製造業景況指数は上昇したため、米連邦準備制度理事会が年内に資産購入縮小を開始するとの思惑が強まり、長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。


ニューヨーク原油先物10月限は上げ渋り、原油10月限終値は72.61ドル、0.00ドル

ハリケーン「アイダ」や「ニコラス」による石油生産施設への影響が後退し、生産が復旧しつつあることが重しとなった。米内務省安全環境執行局によると、米国の海上油田の28%が引き続き停止したままだが、来週にはほぼ回復すると期待されている。

ただ、前日の米エネルギー情報局の週報で原油や石油製品の在庫が減少したことは下値を支えた。ハリケーンによる減産で供給が減少していることから米国の在庫は引き締まっている。来週の米エネルギー情報局週報でも在庫の減少が続くと期待されている。

8月の米小売売上高が市場予想に反して増加したことは支援要因。新型コロナウイルスが根強く流行していることから飲食店は前月比横ばいだったが、大半のカテゴリーは堅調だった。国内総生産の算出に使用されるコア小売売上高は前月比+2.5%と、5カ月ぶりの大幅な伸びだった。


ニューヨーク金先物12月限は続落、金12月限終値は1756.70ドル、38.10ドル安

8月の米小売売上高は前月比0.7%増加し、事前予想の0.8%減から予想外に増加した。学校の新学期開始を受け、オンライン販売が増加した。また9月の米フィラデルフィア地区連銀業況指数も30.7と前月の19.4から大きく上昇した。事前予想は18.8。