投資被害について | 先物取引、スカイプレミアム、フリッチクエスト、投資被害、排出権、CO2

9月30日

投資被害について

ニューヨークダウ90ドル高、金利が安定

米国株式市場はまちまち

ダウ平均は90.73ドル高の34390.72ドル、ナスダックは34.24ポイント安の14512.44で取引を終了した。
金利上昇が一段落したため、寄り付き後、上昇。8月中古住宅販売成約指数が予想以上に伸びたため、回復期待にダウは堅調に推移した。ただ、債務上限問題への懸念がくすぶり、引けにかけて上げ幅を縮小。金利先高感が根強く、ハイテク株の売りが続き、ナスダック総合指数は下落した。

29日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円99銭で引けた

米8月中古住宅販売成約指数が予想を上回り、米連邦準備制度理事会による早期の資産購入策縮小観測を背景とした金利先高感に伴うドル買いに加えて、日本銀行の黒田総裁が欧州中央銀行のフォーラムで大規模緩和を維持する方針を示したため、日米金利差拡大観測に伴う円売りに拍車がかかった。


ニューヨーク原油先物11月限は続落、原油11月限終値は74.83ドル、0.46ドル安

米エネルギー情報局が発表した週報で原油在庫が増加したことが重しとなった。先月末のハリケーン「アイダ」による被害から海上油田の生産量が日量1110万バレルまでさらに回復し、原油在庫の減少が一服した。製油所稼働率は88.1%まで一段と上向いたが、9月に入ってから石油製品需要は伸び悩んでおり、在庫の取り崩し圧力は弱まりつつある。4週間移動平均で石油製品需要は日量2035万1000バレルまで減少し、9月3日終了週の日量2151万3000バレルからピークアウトしている。

電力不足や不動産市場の混乱で中国経済がやや不安定化していることも圧迫要因。露国営のインターラオは中国から電力供給の拡大を要求された。ただ、中国当局は政府系企業などに対して恒大集団の資産を購入するよう要請しており、破綻による動揺を抑制しようとしているもよう。


ニューヨーク金先物12月限は続落、金12月限終値は1722.90ドル、14.60ドル安

米中古住宅販売仮契約指数の上昇を受けて米国債の利回り上昇が再開し、ドル高に振れたことが圧迫要因になった。