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10月8日

投資被害について

ニューヨークダウ337ドル高、債務不履行回避を好感

米国株式市場は続伸

ダウ平均は337.95ドル高の34754.94ドル、ナスダックは152.11ポイント高の14654.02で取引を終了した。
失業保険申請件数が予想以上に減少したため雇用回復期待に、寄り付き後、上昇。その後、民主党のシューマー上院院内総務は、債務上限問題において12月までの延長で合意したことを明らかにしたため、債務不履行は当面回避できるとの安心感に上げ幅を拡大した。

7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円63銭で引けた

新規失業保険申請件数は予想以上に減少したほか、連邦債務上限問題で与野党が12月初旬までの暫定的な引き上げで合意し、米国の債務不履行懸念は後退。長期金利の上昇に伴うドル買いや、リスク選好の円売りに拍車がかかった。


ニューヨーク原油先物11月限は反発、原油11月限終値は78.30ドル、0.87ドル高

米国の石油戦略備蓄は減少傾向で約40日分の消費量しか確保されておらず、ごく短期的な効果しか期待できないほか、米国が原油輸出を停止したところで国際価格が上昇し、ニューヨーク原油も追随する見通し。米国は消費する原油の約半分を輸入に頼っている世界最大の石油消費国。

米ホワイトハウスは市民のエネルギーコストを緩和する道を模索しているものの、今のところ新たな特定の手段を行使する計画はないとした。バイデン政権のジェイク・サリバン大統領補佐官は石油企業に対して供給を増やすよう要求しつつ、「米国はエネルギー供給者がフローを引き上げないことを懸念している」と述べた。米エネルギー省は、限定的な供給を打開するための対応はテーブルの上にあるとの見解を示している。


ニューヨーク金先物12月限は弱含み、金12月限終値は1759.20ドル、2.60ドル安

米上院民主党トップのシューマー院内総務が、与野党の上院指導部が連邦債務上限を12月初旬まで一時的に拡大する方針で合意したと発表し、債務上限引き上げ問題で安心感が戻った。一方、米新規失業保険申請件数が予想以上に減少し、労働市場の改善期待も上値を抑える要因になった。