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10月20日

投資被害について

ニューヨークダウ198ドル高、企業の好決算を好感

米国株式市場は上昇

ダウ平均は198.70ドル高の35457.31ドル、ナスダックは107.28ポイント高の15129.09で取引を終了した。
企業の好決算を好感し、寄り付き後、上昇。ドルや原油価格の上昇が一段落したことも手伝い終日堅調に推移した。

19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円39銭で引けた

米9月住宅着工件数が前月から減少したため、ドル売りが一時優勢になった。その後、長期金利の上昇に伴うドル買いが再燃した。


ニューヨーク原油先物12月限は強含み、原油12月限終値は82.44ドル、0.75ドル高

コロナショック後の石油需要の回復が続く見通しである一方、回復する需要に供給が追いつかず世界的な石油在庫が減少していくと見られていることが引き続き相場を押し上げた。石油在庫の指標である経済協力開発機構加盟国の商業在庫は減少傾向にある。来年以降も石油輸出国機構プラスが月次で日量40万バレルの増産を続けるなら、供給不足が続く可能性がある。

石油輸出国機構プラス以外の産油国による大幅な増産が期待しづらいことは支援要因。脱炭素社会に向けて、石油産業への投資が細りつつあるなかで世界最大の産油国である米国の生産量は停滞している。イラン核合意の修復協議の再開見通しはまだ不明であり、米国によるイラン制裁の解除も期待できない。

北半球の冬場が近づいているなかで、急激な冷え込みによる電力や燃料需要の拡大が警戒されていることも買い手がかり。各国とも在庫は十分ではなく、短期的に需要が急増した場合の供給不足が意識されている。


ニューヨーク金先物12月限はやや反発、金12月限終値は1770.50ドル、4.80ドル高

時間外取引では、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したとの報道を受けた地政学的リスクの高まりや、ドル安から買いが先行。欧州時間で上げ幅を拡大し、1780ドル台での取引となった。日中取引では、ドル安に支援され、序盤はドルが対ユーロで軟調に推移したことで1780ドル台を維持した。しかし買い一巡後、米10年債利回りが上昇し、長期金利の上昇を嫌気した売りで急速に上げ幅を削る展開となった。一時1770ドル割れとなる場面があったが、下値は堅く後半から終盤は小じっかりと推移した。