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10月21日

投資被害について

ニューヨークダウ152ドル高、良好な企業決算を受けた買い続く

ダウ平均は152.03ドル高の35609.34ドル、ナスダックは7.41ポイント安の15121.68で取引を終了した。
企業の好決算を好感した買いが続き、寄り付き後、上昇。ダウ平均株価は終日堅調に推移し、取引時間中の史上最高値を更新した。一方、ハイテク株は金利上昇を警戒し小幅下落。

20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円35銭で引けた

原油高に伴う商品通貨の上昇や欧州通貨の上昇に対しドルが売られた。円売りも継続。その後、20年国債入札の低調な結果や、米連邦準備制度理事会が公表した米地区連銀経済報告で、ほとんどの地区が著しい価格の上昇を報告、さらに、物価の上昇見通しが依然高いと報告されたため、金利上昇に伴うドル買いが観測された。


ニューヨーク原油先物12月限は強含み、原油12月限終値は83.42ドル、0.98ドル高

米エネルギー情報局が発表した週報で、原油や石油製品の在庫が減少したことが買い手がかり。製油所の定期改修によって原油消費量は減少しているが、輸出がやや上向いたこともあって原油在庫は小幅に減少した。石油製品需要は日量2183万2000バレルと強く、価格上昇によって需要が圧迫されている兆候はみられず。製品需要の約半分を占めるガソリン消費は夏場の需要がピークアウトした後に再び上向いている。

米国の原油生産量が引き続き停滞していることも相場を押し上げた。米エネルギー情報局週報で米原油生産量は前週比・日量10万バレル減の同1130万バレルだった。米エネルギー情報局によるとシェールオイル生産量は穏やかに回復していく見通しだが、全体的にはコロナショック後の停滞が続いている。

米国や欧州で天然ガス価格が高止まりしていることは原油の支援要因。工業用の需要が高騰する天然ガスから石油へシフトするとみられている。サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相によると、北半球の冬季の気候や関連する燃料価格次第では日量50万~60万バレル程度の需要が発生する可能性がある。


ニューヨーク金先物12月限は続伸、金12月限終値は1784.90ドル、14.40ドル高

米国債の利回り主導の値動きとなった。米10年債利回りは1.673%と5カ月ぶりの高水準となったのち、上昇が一服した。米連邦準備制度理事会の量的緩和の縮小開始見通しやインフレ懸念を受けて利回りが上昇したが、その反動も出ており、金の買い戻しにつながった。