投資被害について | 先物取引、スカイプレミアム、フリッチクエスト、投資被害、排出権、CO2

10月27日

投資被害について

ニューヨークダウ15ドル高、良好な企業決算や消費者信頼感の改善を好感

米国株式市場は続伸

ダウ平均は15.73ドル高の35756.88ドル、ナスダックは9ポイント高の15235.71で取引を終了した。
良好な企業決算を好感し、寄り付き後、上昇。その後、利益確定売りやソーシャル・ネットワーキング・サイト運営のフェイスブックの下落が全体指数を押し下げる局面もあった。しかし、押し目からは10月消費者信頼感指数の改善で、第4四半期の景気回復を期待した買いも強く、底堅く推移。ダウ平均株価は連日史上最高値を更新して引けた。

26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円16銭で引けた

米10月リッチモンド連銀製造業指数や9月新築住宅販売件数が予想を上回ったほか、10月消費者信頼感指数が低下予想に反して9月から上昇したため、景気回復期待が強まり金利上昇に伴うドル買いが強まった。その後、財務省が実施した2年債入札結果を受けて長期金利が伸び悩むとドル買いは一服した。


ニューヨーク原油先物12月限は強含み、原油12月限終値は84.65ドル、0.89ドル高

前日は高値更新後に大きく崩れたが、この日は今冬に向けた天然ガスや石炭から原油への需要シフトや石油輸出国機構プラスの増産難の見方から原油の供給不足懸念が根強いことで再び買い直され上昇する展開となった。
またダウ平均株価が過去最高値を更新するなど、米株が引き続き堅調だったことも支援材料。ただ12月限は85ドル台には届かず、前日の一代高値を更新することはできなかった。

12月限は、アジアの時間帯~欧州の時間帯前半の時間外取引では83ドル台後半を中心に比較的小幅なもみ合いで推移。欧州の時間帯後半にはいったん軟化して、瞬間的に83ドルの節目を下回ってこの日の安値となる82.97ドルを付けた。そのあと米国の時間帯に入ると急反発して、この日の高値となる84.88ドルを付けた。前日付けた一代高値の85.41ドルには大きく及ばなかったが、前日は高値から大きく崩れたため、引け値ベースでは期近つなぎ足で2014年10月以来の高値となった。

米大手金融機関、ゴールドマンサックスはこの日のリポートで、ブレント原油が今年末までに90ドルを超えるとの見方を明らかにした。

世界最大の資産運用会社、ブラックロックのフィンク最高経営責任者は、原油が100ドルに到達する可能性が高いと指摘した。


ニューヨーク金先物12月限は反落、金12月限終値は1793.40ドル、13.40ドル安

ニューヨーク市場で、序盤に米国債の利回りが上昇したことや、好調な経済指標によるドル高が圧迫要因になった。米新築一戸建て住宅販売は予想外に増加し、米消費者信頼感指数も好調な内容になった。