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10月29日

投資被害について

ニューヨークダウ239ドル高、企業決算を楽観視

米国株式市場は上昇

ダウ平均は239.79ドル高の35730.48ドル、ナスダックは212.28ポイント高の15448.12で取引を終了した。
主要ハイテク企業を中心に良好な企業決算を材料に寄り付き後、上昇。バイデン政権が1.75兆ドル規模の経済対策枠組みを発表したが、増税規模が想定内に留まり、買いが継続した。特に、長期金利の上昇が一段落したためハイテク株に引き続き買いが向かいナスダック総合指数は史上最高値を更新し終了。

28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円58銭で引けた

この日発表された7-9月期国内総生産の成長は予想以上に前四半期から鈍化。さらに、9月中古住宅販売成約指数は予想外のマイナスに落ち込んだため、景気回復減速懸念にドル売りが優勢となった。その後、7年債入札の低調な結果を受けた長期金利上昇に伴い、ドル売りは後退した。


ニューヨーク原油先物12月限は下げ渋り、原油12月限終値は82.81ドル、0.15ドル高

前日急落して、この日もアジアの時間帯の時間外取引では一段安となったが、そのあと安値では押し目買い意欲が強まり、高下しながらも米国の時間帯まで大きく切り返す展開となった。前日の米エネルギー情報局の週報でニューヨーク原油の受渡場所であるクッシング在庫が2018年10月以来の低水準になっていたことが買い材料として蒸し返された。またダウ平均株価やナスダックなど米株が上昇したことも米国の時間帯の支援材料となった。

12月限は前日急落した地合いを引き継ぎ、アジアの時間帯の時間外取引にさらに崩れて安値は80.58ドルまであった。しかし欧州の時間帯に入ると安値から切り返して81ドル台からそのまま82ドル台に突入した。欧州の時間帯後半に再び崩れて81ドル台割れまで急落したが、そのあと米国の時間帯は再び大きく切り返す展開となり、欧州の時間帯の高値を抜けた。帳入値は82.81ドルだったが、帳入れ後も上昇して83ドル台に乗せている

前日の米エネルギー情報局の週報で、ニューヨーク原油の受渡場所であるオクラホマ州のクッシング在庫が前週比389万9000バレル減の2733万バレルと、2018年10月以来の低水準となっていたことが、この日の戻り場面で買い材料として蒸し返された。


ニューヨーク金先物12月限は小幅高、金12月限終値は1802.60ドル、3.80ドル高

ドル安が支援要因になったが、戻り高値を突破できなかったことや、米連邦準備制度理事会の量的緩和の縮小見通しに変わりがないことから、利食い売りなどが出て上げ一服となった。