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11月12日

投資被害について

ニューヨークダウ158ドル安、インフレ懸念がくすぶる

米国株式市場はまちまち

ダウ平均は158.71ドル安の35921.23ドル、ナスダックは81.57ポイント高の15704.28で取引を終了した。
高インフレが回復を損なうとの警戒感に寄り付き後、下落。ウォルトディズニーの下落がさらなる重しとなり、ダウは終日軟調に推移した。一方、ベテランズデーの祝日で債券市場が休場となる中、ハイテク株の買戻しが目立ち、ナスダック総合指数は上昇。

11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円08銭で引けた

米国債市場が休場の中、クロス円絡みのドル売りによって下落したのち、根強い米国の早期利上げ観測を受けたドル買いが下値を支えた。


ニューヨーク原油先物12月限はもみ合い、原油12月限終値は81.59ドル、0.25ドル高

米ベテランズデーで金融市場全体の市場参加者が限られたなか、前日に大きく下げた反動で買い戻しが優勢となった。ただ、米消費者物価指数が発表された後はインフレ警戒感が一段と高まっており、景気や金融政策見通しが不透明となっていることから戻りは鈍かった。

石油輸出国機構プラスが月報で需要見通しを下方修正したことは重し。エネルギー高が需要回復を圧迫しているという。2021年10-12月期の需要見通しは従来の日量9682万バレルから同9649万バレルまで引き下げられた。2022年については、1-3月期以外が下方修正されている。一方で、9月の経済協力開発機構加盟国の商業在庫は28億500万バレルまで一段と取り崩された。過去5年のレンジ下限を下回った後も減少が続いている。


ニューヨーク金先物12月限は続伸、金12月限終値は1863.90ドル、15.60ドル高

中国恒大集団の債務不履行回避を受けて押し目を買われたことや、インフレ懸念などが支援要因になった。欧州中央銀行の調査でインフレ懸念が示された。