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12月22日

投資被害について

ニューヨークダウ560ドル高、景気回復鈍化への懸念後退

米国株式市場は反発

ダウ平均は560.54ドル高の35492.70ドル、ナスダックは360.15ポイント高の15341.09で取引を終了した。
新型コロナのオミクロン変異株に対し、製薬会社が追加接種の有効性を確認したほか、いくつかの経口薬の当局の承認が近いとの報道で、オミクロン変異株感染が管理可能との安心感から寄り付き後、上昇。バイデン大統領がパンデミック発生当初とは違うとし、経済封鎖を否定したため景気回復の鈍化懸念が後退し一段の上昇に繋がった。大統領はさらに、歳出法案に関しても何らかの進展の可能性を示唆したことも手伝い、終日堅調推移となった。

21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円09銭で引けた

新型コロナの感染急拡大にもかかわらず製薬会社が追加接種がオミクロン変異株に対して有効であることを証明したほか、当局がコロナ経口薬を承認する見通しであるため、感染による影響はパンデミック発生当初に比べ限定的となる可能性が強まった。また、バイデン政権が都市封鎖をしない方針を示したため、景気回復が継続するとの見方に米国債相場が下落。金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。


ニューヨーク原油先物2月限は大幅反発、原油2月限終値は71.12ドル、2.51ドル高

週明けにかけて急落した反動で買い戻しが優勢となった。新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大が懸念されている一方で、弱毒性であるとみられていることから主要国の政府が都市封鎖に踏み切るとは想定されておらず、警戒感は膨らんでいない。デルタ株からオミクロン株への置き換わりが顕著な英国では陽性者数の急拡大が続いている一方で、死者数は低水準を維持。入院患者数が上向く兆候も限定的。

ただ、ジョンソン英首相はクリスマス前に新たな行動制限を導入することはないものの、感染状況次第ではクリスマス後に規制を強化する可能性があると語った。週明けのラーブ英副首相の発言によると、オミクロン株の感染者12名が死亡している。

欧州の天然ガス相場が再び騰勢を強めていることは支援要因。指標であるオランダのTTF先物は過去最高値を更新した。発電など工業用の需要が天然ガスから原油へシフトし、原油相場を押し上げるとみられている。


ニューヨーク金先物2月限は小幅続落、金2月限終値は1788.70ドル、5.90ドル安

時間外取引では、ドル小幅安を受け、買い優勢で推移。ただ米10年債利回りの上昇が圧迫要因となり、1800ドルが抵抗線となった。日中取引では、米10年債利回り上昇、ドル堅調から売り優勢となった。主要な米経済指標の発表がなく、新規材料不足で下値堅く推移した。1785ドルで買い支えられたが1790ドル台に再浮上はできず。