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12月23日

投資被害について

ニューヨークダウ261ドル高、良好な経済指標を好感

米国株式市場は続伸

ダウ平均は261.19ドル高の35753.89ドル、ナスダックは180.80ポイント高の15521.89で取引を終了した。
オミクロン変異株感染が拡大する中、7-9月期国内総生産確定値が予想外に上方修正されたほか、12月の消費者信頼感指数も予想以上に上昇したため回復持続期待に寄り付き後、上昇。食品医薬品局が製薬会社ファイザーの新型コロナ経口薬の緊急使用を承認したため、オミクロン変異株への脅威も後退し、引けにかけて一段高となった。重機メーカーの上昇もダウの上昇を支援。

22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円12銭で引けた

米国の10年債利回りが1.44%台に低下した際ドル売りになり、7-9月期国内総生産確定値の上方修正、11月中古住宅販売件数の増加、12月消費者信頼感指数の大幅反発で一時ドル買いが優勢となった。


ニューヨーク原油先物2月限は続伸、原油2月限終値は72.76ドル、1.64ドル高

米エネルギー情報局の週報で原油在庫の取り崩しが強まっていることが相場を押し上げた。原油在庫は夏場の需要期にかけて減少が続いた後にやや増加していたが、再び取り崩される傾向にある。留出油の一部であるヒーティングオイルの需要が本格化する時期にあり、原油を消費して製品在庫を積み増す動きが強まっている。製油所稼働率は89.6%とこのところの高水準を維持。原油生産量は前週比で日量10万バレル減の同1160万バレル。

英国などを中心に新型コロナウイルスの流行が悪化しているものの、拡大しているオミクロン株に対する警戒感は限定的。従来のデルタ株よりも病原性が弱まっているとみられており、主要国の経済活動の正常化が続くと想定されている。オミクロン株はデルタ株と急速に置き換わりつつある。

欧州で天然ガスの価格が高騰していることは支援要因。欧州の天然ガス相場の指標であるオランダTTF先物は上げ一服となったが、ロシアから欧州へ向かうパイプラインの流れが引き続き反転していると伝わっており、供給ひっ迫懸念が根強い。


ニューヨーク金先物2月限は反発、金2月限終値は1802.20ドル、13.50ドル高

新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大が続いているが、リスク選好の動きになったことが支援要因になった。米消費者信頼感指数が上昇し、来年の景気回復が見込まれている。