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1月13日

投資被害について

ニューヨークダウ38ドル高、金利の安定を好感

米国株式市場は続伸

ダウ平均は38.30ドル高の36290.32ドル、ナスダックは34.94ポイント高の15188.39で取引を終了した。
12月消費者物価指数が前年比で40年ぶり最大の伸びを記録したと同時に一部で物価上昇ペースの鈍化も見られ、金利の上昇が一段落したため寄り付き後、上昇。しかし、高インフレ懸念も根強く、上値も限定的となった。連邦準備制度理事会が公表した地区連銀経済報告で全米の経済活動の緩やかな拡大継続が確認されたものの見通しに鈍化の兆しが報告され、引けにかけては上げ幅を縮小。金利が安定したためハイテクも堅調に推移した。

12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円63銭で引けた

米12月消費者物価指数は、ほぼ40年ぶりの高い伸びを記録したものの、インフレのピークは近いとの見方が浮上した。また、米連邦準備制度理事会が公表した米地区連銀経済報告で、一部地区で成長見通しや物価上昇率の小幅鈍化が報告されたことも意識され、ドル売りが優勢となった。


ニューヨーク原油先物2月限は続伸、原油2月限終値は82.64ドル、1.42ドル高

米エネルギー情報局の週報で原油在庫が7週連続で減少し、2018年10月以来の低水準となったことが相場を押し上げた。季節的に石油製品需要は伸び悩んでいるものの、新型コロナウイルスのオミクロン株の流行にはあまり左右されず底堅く推移しており、在庫の取り崩しが続いている。

米エネルギー情報局週報で製油所稼働率は前回の89.8%から88.4%まで低下。原油生産量は前週比・日量10万バレル減の同1170万バレルだった。石油製品需要は日量2082万9000バレルと、前週の同1966万5000バレルから回復。ただ、ガソリン需要は日量790万6000バレルと今冬の最低水準を更新。

昨年12月の米消費者物価指数の発表後にドル安に振れたことも支援要因。米消費者物価指数は総合・前年比、あるいはコア・前年比で伸びが一段と加速したものの、ドル買いは強まらず。


ニューヨーク金先物2月限はやや強含み、金2月限終値は1827.30ドル、8.80ドル高

12月の米消費者物価指数は前年同月比7.0%上昇と39年6カ月ぶりの高い伸びを記録した。米連邦準備制度理事会の利上げ見通しを裏付ける内容となったが、ポジション調整の動きからドル安に振れ、金の支援要因になった。