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1月19日

投資被害について

ニューヨークダウ543ドル安、急激な引き締めを警戒

米国株式市場は下落

ダウ平均は543.34ドル安の35368.47ドル、ナスダックは386.85ポイント安の14506.90で取引を終了した。
金融のゴールドマンサックスの決算内容に失望した売りや、国債利回りが2年ぶり高水準に達し金利高を警戒した売りに、寄り付き後、下落。著名投資家のアックマン氏が3月連邦公開市場委員会での50ベーシスポイントの利上げの可能性などを指摘するなど、連邦準備制度理事会の急激な引き締めを警戒した売りが続き、終日軟調に推移した。

18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円59銭で引けた

米国の1月ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想外のマイナスに落ち込んだほか、1月NAHB住宅市場指数も予想外に低下したため、ドル買いは後退した。さらに、長期金利の上昇や株安を意識したリスク回避の円買いが観測された。


ニューヨーク原油先物3月限は続伸、原油3月限終値は84.83ドル、1.53ドル高

ロシアとウクライナ情勢の緊迫化に加えて、サウジアラビア主導の連合軍が報復措置でイエメンの反政府武装勢力、フーシ派が支配する同国の首都サヌアを空爆したことで地政学的リスクがさらに強まった。

また石油輸出国機構が月報で今年の石油市場について、旺盛な需要により価格は支持されるとの楽観的な見方を示したことも好感された。

加えて高値更新により、チャート面からの買い圧力も強まり、期近ベースの帳入値としては2014年10月以来の高値となった。


ニューヨーク金先物2月限は伸び悩み、金3月限終値は1812.40ドル、4.10ドル安

米連邦準備制度理事会の利上げ見通しを背景に米国債の利回りが上昇し、ドル高に振れたことが圧迫要因になった。ニューヨーク連銀製造業業況指数がマイナスとなり、ドル高一服が下支えになる場面も見られたが、米国債の利回り上昇が続き、金の圧迫要因になった。