相場について 2022/01/21 | 先物取引、仕組債、投資被害、排出権、CO2

1月21日

相場について

ニューヨークダウ313ドル安、金融引き締め警戒した売りに押される

米国株式市場は続落

ダウ平均は313.26ドル安の34715.39ドル、ナスダックは186.23ポイント安の14154.02で取引を終了した。
中国人民銀行による1年物ローンプライムレートの引き下げを好感し、寄り付き後、上昇。国内金利の上昇も一段落したためハイテクの買戻しも目立ち、堅調に推移した。しかし、引けにかけて、来週に連邦公開市場委員会を控え、連邦準備制度理事会の積極的引き締め政策への根強い懸念にともなう利益確定売りが強まり、下落に転じた。

20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円18銭で引けた

米週次新規失業保険申請件数が予想外に増加し、昨年10月来の高水準となったほか、米12月中古住宅販売件数も予想を下回り米金利の低下に伴うドル売りが優勢となった。


ニューヨーク原油先物3月限は伸び悩み、原油3月限終値は85.55ドル、0.25ドル安

米エネルギー情報局の週報で原油やガソリンの在庫が増加したことが重しとなった。7週続いた原油在庫の取り崩しは一巡した。ガソリン在庫は昨年2月以来の水準まで積み上がっている。ただ、ガソリン在庫の増加は春頃からの需要拡大に対する備えであり、在庫の増加から需要の弱さを連想する動きは限定的。石油製品需要は日量2191万5000バレルと堅調だった。

米エネルギー情報局週報で製油所稼働率は88.1%と2週連続で低下。ガソリン在庫の増加を背景に稼働率は頭打ちとなっている。原油生産量は前週比変わらずの日量1170万バレル。コロナショックを経て上向いているものの、原油高のなかでも回復ペースは依然として鈍く、供給不足が連想される一因となっている。

来週の米連邦公開市場委員会を控えた模様眺めムードは原油相場の値動きを抑制した。世界的なインフレ高進は明らかであり、米連邦公開市場委員会の本格的な金融引き締めに各国の中銀が追随することによって金融市場が不安定化するリスクが意識されている。米連邦公開市場委員会は3月から利上げを開始する見通し。


ニューヨーク金先物2月限は伸び悩み、金2月限終値は1842.60ドル、0.60ドル安

12月のユーロ圏消費者物価指数改定値が前年同月比5.0%上昇と過去最大の伸びを記録し、インフレ懸念が強い。ただ米国債の利回り上昇は一服し、米連邦準備制度理事会の大幅利上げに対する見方は後退しており、ドル安が一服すると、金に利食い売りが出た。