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4月28日

投資被害について

ニューヨークダウ61ドル高、値ごろ感の買いが下支え

ダウ平均は61.75ドル高の33301.93ドル、ナスダックは1.81ポイント安の12488.93で取引を終了した。
ソフトウェアメーカーのマイクロソフトやクレジットカード会社のビザ決算を好感した買いが相場を支え、寄り付き後、上昇。3月中古住宅販売成約指数が予想を下振れ一時下落に転じるも、中国の2都市でコロナ感染が落ち着く兆しとの報道で、世界経済の成長減速への脅威も後退し再び上昇した。値ごろ感から押し目買い意欲も強まり、ダウはプラス圏を維持。ハイテクは金利高を警戒し小幅下落した。

27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、128円38銭で引けた

米3月前渡商品貿易赤字が予想外に拡大したほか、米3月中古住宅販売成約指数も予想を下回り、ドル買いは一服したが、米連邦準備制度理事会の大幅な利上げを織り込み、長期金利が上昇したことから、ドル買いが再開。対欧州通貨でのドル買いに連れた動きや低調な5年債入札結果もドル買いを更に支援した。


ニューヨーク原油先物6月限は小幅高、原油6月限終値は102.02ドル、0.32ドル高

ウクライナで軍事行動を続けるロシアに対して、西側各国はウクライナに対する軍事支援を継続する構えで、危機の終わりが見えないことも支援要因。外交的な解決を模索する主要国は限定的で、ウクライナ紛争の長期化が意識されている。

米エネルギー情報局が発表した週報で、石油製品需要が依然として低調だったことは重し。石油製品需要は日量2000万バレルの節目を下回っており、ガソリンや留出油の需要は前年割れが続いている。原油生産量は日量1190万バレルと穏やかな増加傾向を維持。製油所稼働率は前回の91.0%から90.3%まで低下。戦略石油備蓄を含む石油在庫は16億9689万9000バレルまで減少し、2008年以来の低水準を更新。


ニューヨーク金先物6月限は弱含み、金6月限終値は1888.70ドル、15.40ドル安

ロシアがポーランドとブルガリア向けの天然ガス供給を停止し、ドル高に振れたことが圧迫要因になった。また景気後退に対する懸念が一服し、米国債の利回りが上昇したことも圧迫要因になった。