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5月24日

投資被害について

ニューヨークダウ618ドル高、金融セクターがけん引

米国株式市場は上昇

ダウ平均は618.34ドル高の31880.24ドル、ナスダックは180.65ポイント高の11533.27で取引を終了した。
バイデン大統領が訪問中のアジアで国内経済の景気後退の可能性を巡り「避けられないものではない」と述べたほか、対中制裁の緩和を示唆したため、景気への悲観的な見通しが緩和し、寄り付き後、上昇。さらに、銀行のJPモルガンのダイモン最高経営責任者が投資家向け説明会で経済や業績に明るい見解を示したため金融セクターが買われ、相場の上昇をけん引した。

23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、127円92銭で引けた

米4月シカゴ連銀全米活動指数が予想を下回り、対欧州通貨でのドル売りが優勢となった。その後、米債利回りの上昇に伴いドルの買戻しが再開したほか、リスク選好の円売りが優勢となった。


ニューヨーク原油先物7月限は下げ渋り、原油7月限終値は110.29ドル、0.01ドル高

バイデン米大統領がトランプ前政権時に導入された対中関税の引き下げを検討すると述べたことが景気見通しを圧迫しているインフレ懸念をやや緩和し、相場を押し上げた。主要な米株価指数は先週末にかけて下値探りだったが、週明けは堅調に推移し、戻りを試した。

11月の米中間選挙を控えて、バイデン米政権は高騰するディーゼル燃料価格を抑制するため、米北東部家庭用ヒーティングオイル備蓄の放出を検討していると伝わった。
ただ、この備蓄は100万バレルしかない。米エネルギー情報局の週報でディーゼル燃料を含む留出油の直近の需要は日量381万6000バレル。

来週の米メモリアルデー以降、低調に推移しているガソリン需要が回復すると期待されていることは支援要因。ただ、米国の石油需要が季節的な要因で回復するのか不透明感が強く、上値は限定的だった。米国では精油能力が不足しており、燃料小売価格の上昇が止まらない。


ニューヨーク金先物6月限は小幅高、金6月限終値は1847.80ドル、5.70ドル高

ドル安が支援要因になった。ラガルド欧州中央銀行総裁は、中銀預金金利について、9月末までにマイナス金利が解消される公算が大きいとの見通しを示した。
また5月の独IFO業況指数はサービス部門が上向き、予想外に上昇した。ただ株価が急伸し、米国債の利回りが上昇したことは上値を抑える要因になった。