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7月20日

投資被害について

ニューヨークダウ754ドル高、企業の好決算で投資家心理改善

米国株式市場は反発

ダウ平均は754.44ドル高の31827.05ドル、ナスダックは353.10ポイント高の11713.15で取引を終了した。
予想を上回った企業決算を好感した買いに、寄り付き後、上昇。疾病管理予防センターがクルーズ船での新型コロナ感染件数を監視するプロブラムを終了したため旅行関連株中心に買いが広がり、一段の上げに繋がった。ロシアの国営ガス会社がパイプライン、ノルドストリーム1を通じた欧州への天然ガスの輸出を再開するとの報道で、世界経済への悲観的見方も後退し相場の上昇ををさらに支援し、引けにかけて主要株式指数は一段高となった。

19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、138円24銭で引けた

欧州通貨高に対してドル売りが優勢となったほか、米6月住宅着工件数・許可件数が前月から減少したため7月連邦公開市場委員会での1%利上げ観測を受けたドル買いがさらに後退。その後、米債利回りの上昇に伴うドル買いが再燃した。


ニューヨーク原油先物9月限は続伸、原油9月限終値は100.74ドル、1.32ドル高

主要国の景気悪化による需要下振れが警戒されている一方、供給ひっ迫懸念が根強く、相場を押し上げた。ロシアからドイツへ天然ガスを供給するノルドストリーム1の再稼働を巡って、ロシアは欧州を苛立たせており、原油も経済戦争の武器として利用される可能性が高いことが買い戻しを後押しした。ただ、ロイター通信によると、ノルドストリーム1は予定通り21日に定期メンテナンスを終えて稼働を再開する見通し。関係筋の話として伝わっている。

景気懸念が広がることなく、米株式市場が堅調だったことも支援要因。来週の米連邦公開市場委員会における大幅利上げは想定内であり、金融引き締めによる景気悪化懸念は今のところ限定的。


ニューヨーク金先物8月限はもみ合い、金8月限終値は1710.70ドル、0.50ドル高

時間外取引では、1700ドルの節目が支持線となり、下値堅く推移後、ドル安から小じっかりとした展開。日中取引では、時間外取引の終盤の地合いを引き継ぎ、買い戻しが先行し、小高く推移。1720ドルを目指す勢いはなかったが、ユーロドルが約2週間ぶりの高値をつけるまで修正高が進んだことが下支え要因となった。米10年債の利回りが小幅に上昇したことが警戒され、上値は重い展開ながら、プラスサイドを維持して引けた。