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7月21日

投資被害について

ニューヨークダウ47ドル高、ハイテクがけん引

米国株式市場は続伸

ダウ平均は47.79ドル高の31874.84ドル、ナスダックは184.50ポイント高の11897.65で取引を終了した。
先週分の住宅ローンの需要が22年ぶりの低水準に落ち込んだほか、6月中古住宅販売件数が2年ぶりの最低となり、国内経済の減速を警戒した売りに、寄り付き後、下落。旅行関連株の買いに支えられ、ダウはプラス圏に改善も、イタリアの複数の政党がドラギ首相の支持を拒否し、政権崩壊リスクが高まったとの報道をきっかけに、世界経済に悲観的な見通しが再び重しとなった。しかし、ハイテク株の買戻しが続きダウを支援し、主要株式指数はプラス圏で終了。

20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、138円24銭で引けた

6月中古住宅販売件数が5月から予想以上に減少し、2年ぶり最低となったため利回りの低下に伴い一時ドル売りが優勢となった。その後、米債利回りが上昇に転じ、ドル買いが再燃。欧州通貨でのドル売りも強まったと見られる。


ニューヨーク原油先物9月限は弱含み、原油9月限終値は99.88ドル、0.86ドル安

主要国の景気見通しの不透明感が重し。インフレ高進を背景に欧州中央銀行が利上げを開始する予定となっているほか、米連邦公開市場委員会は大幅な利上げを続ける見通しで、消費が減退していく公算。石油製品需要は低調な推移を続けるとみられている。

米エネルギー情報局の週報が堅調な内容だったことは支援要因。ドライブシーズンにおける季節的な需要の上振れはみられないが、ガソリン消費は前週比・日量45万9000バレル増の日量852万1000バレルとなった。石油製品全体の需要は日量2102万5000バレルと、3月以来の高水準となった。先月から燃料価格が低下しており、需要を下支えしている。原油生産量は日量1190万バレルと2週連続で減少。製油所稼働率は93.7%まで低下。


ニューヨーク金先物8月限は弱含み、金8月限終値は1700.20ドル、10.50ドル安

英国で40年ぶりの高インフレが示され、イングランド銀行が来月、0.5%ポイントの利上げを決定する可能性が高まった。一方、ロシアのプーチン大統領は、欧州向けの天然ガスの供給再開を示唆したが、供給量は絞られると警告した。またイタリアのドラギ連立政権は信任投票で信任されたが、主要3政党が棄権したことから政局不安が強く、総選挙が行われる可能性が高まった。