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7月26日

投資被害について

ニューヨークダウ90ドル高、連邦公開市場委員会を控えた調整

米国株式市場はまちまち

ダウ平均は90.75ドル高の31990.04ドル、ナスダックは51.44ポイント安の11782.67で取引を終了した。
6月シカゴ連銀全米活動指数や7月ダラス連銀製造業活動指数が予想を下回り2カ月連続のマイナスに落ち込んだため景気後退懸念に寄り付き後、下落。連邦準備制度理事会が今週開催を予定している連邦公開市場委員会を警戒し、終日調整が続き売り買いが交錯。ダウはプラス圏を維持したものの、ハイテクは金利の上昇や主要ハイテク企業決算の発表を控えた警戒感に売られ、ナスダック総合指数は下落で終了した。

25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、136円67銭で引けた

6月シカゴ連銀全米活動指数が予想外に5月に続き2カ月連続のマイナスとなったほか、7月ダラス連銀製造業活動指数がパンデミックによる経済封鎖直後の20年5月来で最低となったため一時ドル売りが優勢となった。しかし、米連邦準備制度理事会が今週開催の連邦公開市場委員会で75ベーシスポイントの追加利上げ実施を織り込む債券売りが強まり、利回りの上昇に伴うドル買いに底堅い展開となった。


ニューヨーク原油先物9月限は反発、原油9月限終値は96.70ドル、2.00ドル高

供給ひっ迫懸念が相場を支えた。ロシアからドイツへ天然ガスを供給するノルドストリーム1の供給量が減少することが背景。定期点検後に40%まで回復していたノルドストリーム1の稼働率は現地時間の水曜日から20%程度まで減少する。露ガスプロムによると、業界団体の指示で現在稼働中のタービンを追加的に停止する必要があるという。ただ、ドイツ経済省は天然ガス供給量が減少することについて技術的な要因はないと述べている。

国内での対立が続くリビアで生産量が回復していることは重し。リビア国営石油会社によると日量86万バレル程度まで回復した生産量を同120万バレルまで引き上げることを目指すという。ただ、混乱が続く見通しであるため、生産量が安定することはないとみられている。

今週の米連邦公開市場委員会が積極的な利上げを行う見通しであることは圧迫要因。ただ、米経済が縮小に向かっているなかで、1.00%の利上げは見送られる公算。


ニューヨーク金先物8月限は弱含み、金8月限終値は1719.10ドル、8.30ドル安

独IFO業況指数が予想以上に低下し、景気後退に対する懸念が高まった。リスク回避のドル安となったが、ロシア国営ガスプロムがガス供給量が減少すると表明すると、欧州経済に対する懸念からユーロ安に転じた。