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8月25日

投資被害について

ニューヨークダウ59ドル安、景気減速懸念が後退

米国株式市場は反発

ダウ平均は59.64ドル高の32969.23ドル、ナスダックは50.23ポイント高の12431.53で取引を終了した。
金利高を警戒した売りが継続し、寄り付き後、下落。その後発表された7月耐久財受注統計で、コア資本財の受注や出荷が予想を上回る伸びとなったため景気減速懸念が後退し買いが再燃、下値を支えた。さらに、7月中古住宅販売成約指数も予想を上回る良好な経済指標を好感したほか、バイデン大統領が学生ローン減免を発表、消費を助けるとの期待が広がり、主要株式指数は上昇に転じ終了。

24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、137円13銭で引けた

米7月耐久財受注統計で、設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財の受注や国内総生産算出に用いられるコア資本財の出荷が予想を上回る伸びとなったため、成長減速への懸念が緩和。さらに、2年債に続き低調な結果となった5年債入札結果を受けた債券利回りの上昇でドル買いが強まった。


ニューヨーク原油先物10月限は続伸、原油10月限終値は94.89ドル、1.15ドル高

米エネルギー情報局の週報で、原油と石油製品の輸出量の合計が日量1107万6000バレルまで増加し、統計開始以来の過去最高水準を更新したことが相場を押し上げた。ロシアのウクライナ侵攻後、ロシア依存を解消し、米国に頼る国が増えていることから戦略石油備蓄を含む米国の石油在庫は減少を続けている。

米エネルギー情報局週報で石油製品需要は日量1933万9000バレルと低調だった。ガソリン需要は日量843万4000バレルまで減少し、回復は続かず。ドライブシーズンにあるものの、ガソリン消費は前年割れを続けている。原油生産量は前週比で日量10万バレル減の日量1200万バレル。製油所稼働率は前週の93.5%から93.8%まで上昇。

イラン核合意の再建協議の行方が不透明であることは下支え要因。妥結は近いとの観測のなかで、日々の様々な報道が相場を刺激しているものの、協議は続けられている。


ニューヨーク金先物12月限は下げ渋り、金12月限終値は1761.50ドル、0.30ドル高

7月の米耐久財受注は前月比横ばいとなり、市場予想の0.7%増を下回った。6月は2.2%増。コア資本財の受注は同0.4%増と6月の0.9%増から伸びが鈍化した。市場予想は0.3%増。ドル安に振れ、金の支援要因になった。