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9月29日

投資被害について

ニューヨークダウ548ドル高、英国金融不安が後退

ダウ平均は548.75ドル高の29683.74ドル、ナスダックは222.13ポイント高の11051.64で取引を終了した。
英国中銀が長期国債市場に介入し同国政府が提示した大型減税計画による影響を警戒した金融市場の混乱を鎮静化させたため、安心感から買われ、寄り付き後、上昇。国内の長期金利も連れる形で大幅低下したため買戻しが加速し、終日堅調に推移した。引けにかけて、金利が一段と低下すると、買いに拍車がかかり、上げ幅を拡大。

28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、144円11銭で引けた。

英国政府の新大型減税策を受けた同国金融市場の混乱を鎮静化するため、英中銀は計画していた量的引き締めを延期し、緊急長期国債購入策を発表。英国債相場急伸に連れ、米国債相場も反発。米長期金利の低下に伴いドル売りが優勢となった。


ニューヨーク原油先物11月限は大幅続伸、原油11月限終値は82.15ドル、3.65ドル高

英中銀が長期債の一時的な購入や、量的引き締めの開始を来月31日に延期すると発表し債券暴落を収束させたことでポンド安の一服感が強まり、金融市場の混乱が落ち着いたことが原油相場の買い戻しにつながった。ポンド売り・ドル買いが巻き戻されたことがドル高を抑制したほか、下値探りだった主要な米株価指数は切り返した。

米エネルギー情報局が発表した週報で、石油製品需要が日量2077万バレルまでやや回復したことや、輸出が引き続き上向きであることは下支え要因。原油と石油製品の輸出量の合計は日量1098万4000バレルと過去最高水準の付近で推移。ガソリン在庫は2億1218万8000バレルまで減少し、昨年11月以来の低水準を更新した。製油所火災の影響もあって、製油所稼働率は90.6%まで低下。


ニューヨーク金先物12月限は堅調推移、金12月限終値は1670.00ドル、33.80ドル高

イングランド銀行は、市場の安定化に向け、長期国債の一時買い入れを開始すると発表した。ポンドが買い戻され、ドル安に振れたことが支援要因になった。