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10月19日

投資被害について

ニューヨークダウは337ドル高、強い製造業指標や銀行決算を好感

ダウ平均は337.98ドル高の30523.80ドル、ナスダックは96.60ポイント高の10772.40で取引を終了した。
9月鉱工業生産・設備稼働率の予想以上の改善で景気減速懸念が後退し、寄り付き後、上昇。その後も、銀行の好決算を好感した買いに加え、長期金利の上昇も一段落したためハイテクも買われ相場を後押しし、主要株式指数は終日堅調に推移した。

18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、149円22銭で引けた

9月鉱工業生産・設備稼働率が市場予想を上回り、日米金利差拡大観測に伴うドル買い・円売りがさらに強まった。


ニューヨーク原油先物12月限は下落、原油12月限終値は82.07ドル、2.46ドル安

世界的な景気悪化による需要低迷見通しが引き続き重しとなった。インフレ抑制を目的とした金融引き締めによる景気後退が想定されている。9月の米鉱工業生産指数は前月比0.4%増の105.2まで上昇し、コロナショック後の上向きトレンドを維持しており、景気後退の兆しが限定的であることから積極的な米金融引き締めが続く見通し。

世界最大の原油輸入国である中国でゼロコロナ政策が続く公算であることも圧迫要因。中国共産党大会を経ても従来の方針に変化はない見通し。

バイデン政権がエネルギー価格を抑制するため、戦略石油備蓄を放出すると伝わっているものの、1億8000万バレルの取り崩し計画の売れ残りを放出しようとしているようで、相場への影響は限定的だった。米ホワイトハウスによると、戦略石油備蓄放出についての正式な発表は19日に行われる。


ニューヨーク金先物12月限は弱含み、金12月限終値は1655.80ドル、8.20ドル安

時間外取引では、ドル堅調から売り優勢となり、小安く推移。日中取引では、9月の米鉱工業生産・設備稼働率が事前予想より強気の数字となり、売り圧力が強まり、ジリ安となった。ユーロドルが中盤から反発に転じたことを受け、下値を切り上げたが、ドル堅調地合いに変わりはなく、戻り売り優勢となり、軟調に引けた。ユーロドルは上昇したが、ドル全体の値動きを示し、ドルインデクス指数はニューヨーク金の日中取引中、一時112ポイント台前半~半ばに上昇。前日は15ドル超の上昇で引けたが、取組高は大幅減となり、買い戻し主導の戻りであることをうかがわれた。