相場について 2022/10/25 | 先物取引、仕組債、投資被害、排出権、CO2

   

10月25日

相場について

ニューヨークダウは417ドル高、主要ハイテク企業の決算に期待

米国株式市場は続伸

ダウ平均は417.06ドル高の31499.62ドル、ナスダックは92.90ポイント高の10952.61で取引を終了した。
国内経済が深刻な景気後退を回避できるとの期待感に寄り付き後、上昇。さらに、今週控えている主要ハイテク企業決算の順調な結果を期待した買いも加わり、終日堅調に推移した。また、連邦準備制度理事会が今後、利上げペースを減速するとの思惑も根強く、引けにかけては上げ幅を一段と拡大し終了。

24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、148円98銭で引けた

9月シカゴ連銀全米活動指数が予想を上回りドル買いが優勢となったが、米10月製造業購買担当者景気指数速報値が予想外に活動の縮小に落ち込み連邦準備制度理事会の利上げ減速見通しにドル買いが後退。


ニューヨーク原油先物12月限はもみ合い、原油12月限終値は84.58ドル、0.47ドル安

中国の需要が低迷していることが相場を圧迫した。中国貿易統計によると、9月の原油輸入量は日量979万バレルと、前年を2%ほど下回った。習近平国家主席の続投が決まっており、世界で類を見ないゼロコロナ政策は続く見通し。

物価高や金融引き締めを背景に世界経済がリセッション入りすると見られていることも引き続き相場を圧迫。今週は欧州中央銀行理事会が0.75%の利上げで再び合意する見通し。マークイットが発表した各国の10月の購買担当者景気指数・速報値は弱く、景気後退が連想された。購買担当者景気指数は国内総生産に先行する傾向がある。

ただ、米国の総合購買担当者景気指数が47.3まで一段と低下したことは米利上げペースの減速を期待させ、相場の下支え要因となった。先週の米ウォール・ストリート・ジャーナルの報道を受けて、来週の米連邦公開市場委員会で利上げペースの減速が示唆されるとの観測が高まっている。


ニューヨーク金先物12月限は伸び悩み、金12月限終値は1654.10ドル、2.20ドル安

英国の与党保守党の党首選でスナク元英財務相が新首相に就任する見通しとなった。ポンド高に振れる場面も見られたが、動きが安定すると、米連邦準備理事会の大幅利上げ見通しを受けて金の戻りは売られた。一方、欧米の総合購買担当者景気指数の低下で景気減速懸念が残っているが、12月の米連邦公開市場委員会での利上げペース減速の見方から株高に振れ、リスク回避の動きは限られた。