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11月1日

投資被害について

ニューヨークダウは128ドル安、連邦公開市場委員会控え警戒感が台頭

米国株式市場は反落

ダウ平均は128.85ドル安の32732.95ドル、ナスダックは114.31ポイント安の10988.14で取引を終了した。
明日から開催される連邦公開市場委員会を警戒した売りが先行し、寄り付き後、下落。月末の調整や利上げ減速期待を受けた買いにダウは一時プラス圏を回復したが、戻り売りに押され、再び下落した。長期金利の上昇でハイテクも弱く、主要株式指数は終日軟調に推移し終了。

10月31日のニューヨーク外為市場でドル・円は、148円71銭で引けた

予想を下回った米国経済指標を受けて一時ドル買いが後退したものの、米連邦準備制度理事会が明日から開催する連邦公開市場委員会で4会合連続で0.75%利上げを実施することを織り込み長期金利上昇に伴うドル買いが強まった。


ニューヨーク原油先物12月限は続落、原油12月限終値は86.53ドル、1.37ドル安

ゼロコロナ政策が続く中国の購買担当者景気指数が弱かったことが重し。
10月の中国製造業購買担当者景気指数は49.2と景気判断の分岐点である50を下回った。世界最大の原油輸入国である中国の経済活動が正常化する時期は不透明。

10月のユーロ圏消費者物価指数・速報値が前年比+10.7%と過去最高水準を更新し、減速する景気に配慮せず積極的な金融引き締め継続する必要性が高まったことは圧迫要因。7-9月期のユーロ圏国内総生産・速報値は前期比+0.2%まで伸びが鈍化し、先週ラガルド欧州中央銀行総裁が指摘したように景気は減速しているが、金融引き締めの手綱を緩めるとインフレ懸念の高まりから長期・超長期ゾーンの国債に対する売り圧力が強まるリスクがあり、舵取りが難しくなっている。

米連邦公開市場委員会を控えた模様眺めムードも重し。12月以降の米利上げペース縮小を巡る思惑は高まっているが、米株式市場の楽観的な動きは一巡しており、主要な米株価指数は下落した。


ニューヨーク金先物12月限は弱含み、金12月限終値は1640.70ドル、4.10ドル安

10月のユーロ圏の消費者物価指数速報値は前年比10.7%上昇し、過去最高となった。ユーロが反発する場面も見られたが、米国債の利回りが上昇し、ドル高が再開した。また第3四半期のユーロ圏の域内総生産速報値が減速しており、欧州中央銀行の利上げペース減速が見込まれている。