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11月8日

投資被害について

ニューヨークダウは423ドル高、中間選挙で不透明感払しょく期待

ダウ平均は423.78ドル高の32827.00ドル、ナスダックは89.26ポイント高の10564.52で取引を終了した。
中間選挙を控え下院で共和党優勢の思惑で景気減速懸念が後退、さらに不透明感払しょく期待に寄り付き後、上昇。ドル高が一段落したことも支援しダウは終日堅調に推移。長期金利上昇でナスダック総合指数は朝方、伸び悩んだものの引けにかけ主要株式指数は上げ幅を拡大し終了した。

7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、146円65銭で引けた

連邦準備制度理事会の利上げ減速観測根強くさらに、対欧州通貨でのドル売りに押されたのち、長期金利の上昇に伴うドル買いやリスク選好の円売りが優勢となった。


ニューヨーク原油先物12月限は弱含み、原油12月限終値は91.79ドル、0.82ドル安

中国共産党の幹部らが中国経済の再開について検討していると米ウォール・ストリート・ジャーナルが伝えたことが相場を一時押し上げる場面はあったが、上値は重かった。中国のゼロコロナ政策からの脱却期待が高まっているものの、議論はゆっくりと進められているほか、経済再開の期限は設定されていないとも伝わっており、経済活動の正常化によって石油需要が回復する時期は不透明。

中国の10月の原油輸入量が前年比14%増の日量1016万バレルと、5月以来の高水準だったことは支援要因。新規で建設された製油所が試運転を始めたことが需要を拡大させた。ただ、1-10月の原油輸入量は4億1353万トンで、前年を2.7%下回っている。

8日の米中間選挙を控えた不透明感は重し。世論調査によると、野党・共和党が下院を奪還する見通しであるほか、上院でも共和党がやや優勢となっている。ただ、上院の行方は接戦州の行方次第。


ニューヨーク金先物12月限は下げ渋り、金12月限終値は1680.50ドル、3.90ドル高

中国当局がゼロコロナ政策を維持するとし、リスク回避の動きが出た。ただ米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、中国指導部が新型コロナウイルスの感染封じ込めを狙う「ゼロコロナ」政策の解除に向けた措置を検討していると報じた。一方、当面は8日の米中間選挙や10日の米消費者物価指数の発表待ちで様子見ムードが広がった。