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12月13日

投資被害について

ニューヨークダウは528ドル高、インフレピーク達成期待が再燃

米国株式市場は反発

ダウ平均は528.58ドル高の34005.04ドル、ナスダックは139.12ポイント高の11143.74で取引を終了した。
押し目からの買戻しに寄り付き後上昇。その後、ニューヨーク連銀調査によるインフレ期待が短中期とも低下しインフレや利上げピーク達成への期待が再燃。終盤にかけ重要インフレ指標の発表を明日に控えた買戻しも一段と強まり上げ幅を拡大し終了。

12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、137円65銭で引けた

欧州通貨に対するドル売りに押された。その後、米11月消費者物価指数を控え、さらに連邦公開市場委員会での追加利上げを織り込んだほか、10年債入札が不調で米国債相場は下落。長期金利が上昇に転じたためドル買いも再開。


ニューヨーク原油先物1月限は反発、原油1月限終値は73.17ドル、2.15ドル高

カナダと米国を結ぶキーストーン・パイプラインが先週から引き続き停止していることが買い戻しを誘った。このパイプラインの供給能力は日量62万2000バレルと大規模であり、再稼働の見通しが依然不明で警戒感が高まっている。今週の米エネルギー情報局の週報にも影響が反映される見通し。

米消費者物価指数の発表や米連邦公開市場委員会を控えて米株式市場が堅調に推移したことは支援要因。最終的な米政策金利の水準を巡って思惑含みだが、週明けの警戒感は限定的だった。

ブレント原油に対するウラル原油のディスカウント幅が拡大していることは引き続き重し。欧州連合によるロシア産原油の海上輸入の停止や、欧州連合のほかG7などによるロシア産原油価格の上限設定開始後はこの傾向が顕著。ロシアのウラル産原油の買い手不足が指標原油を圧迫する格好となっている。


ニューヨーク金先物2月限は反落、金2月限終値は1792.30ドル、18.40ドル安

米連邦公開市場委員会や欧州中央銀行理事会、イングランド銀行の金融政策決定会合を控えて手じまい売りが出たことが圧迫要因になった。利上げペース減速が見込まれているが、利上げ長期化に対する警戒感も出ている。