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12月14日

投資被害について

ニューヨークダウは103ドル高、消費者物価指数で利上げ停止前倒し期待も浮上

米国株式市場は続伸

ダウ平均は103.60ドル高の34108.64ドル、ナスダックは113.07ポイント高の11256.81で取引を終了した。
11月消費者信頼感指数が予想以上に伸びが鈍化したため金利ピークの思惑が強まり買いが加速し、寄り付き後大幅高。その後高値からは景気後退を警戒、連邦準備制度理事会の過剰な利上げを警戒した根強い売りに押され失速しダウは一時下落に転じた。終盤にかけてドル安や金利低下が企業の収益改善に繋がるとの期待などに押し目買いが強まりプラス圏を回復し終了。

13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、134円68銭まで急落し引けた。

米11月消費者物価指数が予想以上に10月から伸びが鈍化したため利上げ減速、利上げ停止観測が強まり長期金利の急低下に伴いドル売りが加速。


ニューヨーク原油先物1月限は続伸、原油1月限終値は75.39ドル、2.22ドル高

11月の米消費者物価指数の伸びが鈍化したことが支援要因となった。総合・前年比は+7.1%と5ヶ月連続で減速しインフレ率がピークアウトする兆候が鮮明となった。14日の米連邦公開市場委員会の結果公表を控えて利上げの一時停止期待が高まっている。

カナダから米国へ原油を供給するキーストーン・パイプラインが引き続き停止していることも支援要因。復旧予定は不明。日量60万バレル超の供給能力を持つパイプラインが停止しているため、少なくとも今週や来週の米週間石油在庫統計に影響が現れる見通し。

石油輸出国機構は月報で2022年や2023年の需要見通しをやや下方修正した。22年は従来の日量9957万バレルから同9956万バレルまで、23年は同1億182万バレルから同1億180万バレルまで引き下げられた。来年1-3月期の需要見通しの下方修正が目立つ。


ニューヨーク金先物2月限は反発、金2月限終値は1825.50ドル、33.20ドル高

時間外取引では11月の米消費者物価指数の発表を控えるなかドルの小幅安から買い優勢となった。1800ドルの節目が抵抗線になったが終盤1790ドル台後半で堅調に推移。日中取引は11月の米消費者物価指数が事前予想を下回る弱気の数字となり、ドルの急落を受け、一段高となり1836.9ドルまで上げ幅を拡大。2月限として8月10日につけた1836.7ドルをわずかに上回り、7月5日以来の高値をつけた。戻り売りを吸収し、1825ドル台で30ドル超の上げ幅を維持して引けた。