相場について 2022/12/20 | 先物取引、仕組債、投資被害、排出権、CO2

12月20日

相場について

ニューヨークダウは162ドル安、景気後退懸念が重石に

米国株式市場は続落

ダウ平均は162.92ドル安の32757.54ドル、ナスダックは159.38ポイント安の10546.03で取引を終了した。
先週大きく下げていたため、寄り付きこそ小幅に上昇したものの終日軟調に推移。米連邦準備制度理事会による利上げ継続が景気を冷やすとの景気後退懸念が相場の重石となったほか、厳しいマクロ環境への警戒から企業業績への懸念も生まれた。長期金利が上昇しハイテク株が売られた一方、原油価格の上昇でエネルギー銘柄には買いが入った。

19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、136円95銭で引けた

日銀の政策修正への思惑がいったん後退するなか、米10年債利回りが3.59%台まで上昇しドル買い、円売りが優勢になった。


ニューヨーク原油先物2月限は反発、原油2月限終値は75.38ドル、0.92ドル高

中国経済の正常化期待が相場を押し上げた。ゼロコロナ政策が実質的に撤回されつつあることから、石油需要が回復していくと期待されている。ただ、長引いたゼロコロナ政策が封鎖や隔離、マスク、消毒などによってコロナの恐怖感を市民に植え付けたこともあって、当局による制限がなくなっても市民の動きは萎縮しており、心理的な正常化には時間が必要とみられている。

クリスマス休暇を控えた買い戻しも支援要因。先週から出来高は減少傾向にあり、調整の動きが相場に反映されやすくなっている。

物価高や金利高を背景に主要国が景気後退に入るとみられていることは引き続き重し。欧州中央銀行や米連邦準備制度理事会、英中銀などは景気悪化に目をつむりつつ、インフレ抑制の取り組みを続ける見通し。


ニューヨーク金先物2月限は伸び悩み、金2月限終値は1797.70ドル、2.50ドル安

欧州中央銀行当局者のタカ派発言などを受けて株安に振れ、リスク回避の動きとなったことが圧迫要因になった。インフレ抑制のため利上げを継続するとしている。