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12月22日

投資被害について

ニューヨークダウは526ドル高、好決算で投資家心理が改善

米国株式市場は続伸

ダウ平均は526.74ドル高の33376.48ドル、ナスダックは162.26ポイント高の10709.37で取引を終了した。
ナイキとフェデックスの決算が好調だったことを背景に寄り付きから上昇。2社の好決算は、景気後退が懸念される中でも企業業績が懸念されているより良い可能性があるとの期待につながった。12月消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことも投資家心理の改善を後押しし相場をサポート。上昇の勢いは長くは続かなかったが、その後は高値圏での推移が続いた。

21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、132円40銭で引けた

アジアや欧州市場での131円台半ばの底堅さを意識したとみられるドル買い、円売りが先行。その後発表された米国の12月消費者信頼感指数は予想を上回り8カ月ぶりの高水準も、11月中古住宅販売件数は予想を下回り10カ月連続で減少したことで、売り買いが交錯し再び132円割れになりまた戻す展開になった。


ニューヨーク原油先物2月限は大幅続伸、原油2月限終値は78.29ドル、2.06ドル高

米エネルギー情報局の週報で原油在庫が減少傾向にあることが相場を押し上げた。戦略石油備蓄の取り崩しペースが鈍化していることや、輸入の減少が原油在庫の取り崩しにつながった。原油輸入量は日量581万9000バレルまで減少。ただ、製油所稼働率は90.9%まで一段と低下し原油消費量も落ち込んでいる。

米エネルギー情報局週報で石油製品需要は日量2092万4000バレルと、節目の同2000万バレルを上回った。ガソリンやヒーティングオイルを含む留出油の消費拡大が背景。ヒーティングオイルの需要地である米北東部は今週末にかけて寒波が到来し、23日のニューヨークの最低気温はマイナス11度まで低下する見通し。

カナダから米国へ原油を供給するキーストーン・パイプラインは引き続き停止しており、足元では寒波の影響で作業が遅れている。流出が確認されたパイプラインの一部は撤去された。TCエナジーは当局の承認が得られるまで再稼働はないとしているものの、来週の再開を目指しているとの報道もある。


ニューヨーク金先物2月限は横ばい、金2月限終値は1825.40ドルと変わらず

日銀の政策変更による米国債の利回り上昇が一服した。一方、11月の米中古住宅販売戸数は年率換算で前月比7.7%減の409万戸となった。10カ月連続のマイナスとなり住宅市場の低迷を示した。ただ米消費者信頼感指数が上昇しており金の上値は限られた。