投資被害について | 先物取引、スカイプレミアム、フリッチクエスト、投資被害、排出権、CO2

2月16日

投資被害について

米国株式市場は上昇、小売りやハイテクが下支え

ダウ平均は38.78ドル高の34,128.05ドル、ナスダックは110.45ポイント高の12,070.59で取引を終了した。
1月小売売上高が予想を上回り、金利上昇を嫌気した売りが先行。2月NAHB住宅市場指数も予想を上回り景気への悲観的見方が後退し、利上げ長期化観測も一段の売り圧力となった。一方ハイテク株の買い戻しが下値を支えたほか、消費の堅調さを背景にダウ平均も終盤にかけて回復。結局、主要株価指数はプラス圏で終了した。

15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、134円16銭で引けた

1月小売売上高が予想を上回る改善となったほか、米2月ニューヨーク連銀製造業景気指数や米2月NAHB住宅市場指数も軒並み予想を上回る良好な経済指標の結果を受けて、米連邦準備制度理事会の利上げが長期化するとの見方に金利上昇に伴うドル買いに一段と拍車がかかった。


ニューヨーク原油先物3月限は弱含み、原油3月限終値は78.59ドル、0.47ドル安

米エネルギー情報局が発表した週報で原油在庫が前週比1628万3000バレル増と大幅な積み増しになったことが相場を圧迫した。製油所稼働率は86.5%まで低下しており、原油消費量は低調。

強い米小売売上高から米利上げ継続や米景気悪化が意識されたことも重し。今週の米消費者物価指数の前年比の伸びは鈍化したものの、インフレ率の高止まりを警戒させる内容だった。ただ、米小売売上高を受けて米経済のハードランディング懸念が後退し、ソフトランディング期待が強まったことは支援要因。

石油輸出国機構に続き、国際エネルギー機関も需要見通しを上方修正したことは相場を支えた。ゼロコロナ政策後の中国の需要回復が背景。国際エネルギー機関は1-3月期の世界の需要見通しを日量50万バレル引き上げた。


ニューヨーク金先物4月限は下落、金4月限終値は1845.30ドル、20.10ドル安

予想以上米消費者物価指数を受けて米連邦準備制度理事会の利上げ長期化の見方が強まった。この日に発表された米小売売上高が予想以上に増加したことも圧迫要因になった。