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3月7日

投資被害について

米国株式市場はまちまち、パウエル連邦準備制度理事会議長の議会証言控え調整

ダウ平均は40.47ドル高の33,431.44ドル、ナスダックは13.27ポイント安の11,675.74で取引を終了した。
金利の低下を好感して上昇して始まった。ただ、1月製造業受注が予想を上回り、金利が上昇に転じると警戒感が再燃し上値を抑制。さらに連邦準備制度理事会のパウエル議長が7日、8日に開催される上下両議会での証言でタカ派色を再表明するとの警戒感も広がり、ダウ平均は上げ幅を縮小。終盤ナスダック総合指数は下落に転じ、まちまちで終了した。

6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、136円01銭引けた

対ユーロでのドル売りや米長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。その後、米1月製造業受注が予想程減少しなかったため金利が上昇に転じ、ドル買い戻しが優勢となった。


ニューヨーク原油先物4月限は続伸、原油4月限終値は80.46ドル、0.78ドル高

中国の需要回復を背景に供給過剰だった需給がタイト化しつつあり、世界的に積み上がった石油在庫が取り崩されていくとみられていることが引き続き相場を押し上げた。
中国の国会にあたる全国人民代表大会で成長目標が5%前後に引き下げられたことは重しだが、同国の経済は再開しており、石油消費は盛り返している。

エネルギー業界の国際会議「CERAウィーク」に出席した米石油大手シェブロンのマイク・ワース最高経営責任者が石油市場と物流はひっ迫しており、予期せぬ供給の混乱に脆弱になっていると指摘したことは支援要因。ロシア産石油に対する経済制裁で、ロシアの原油や石油を運ぶ距離が長くなり、海運コストが以前と異なっていることが石油市場の脆弱さの背景であるという。

サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコがアジア向けのアラビアンライトの公式販売価格を2ヶ月連続で引き上げたことも相場を支えた。


ニューヨーク金先物4月限は横ばい、金4月限終値は1854.60ドル、0.00ドル

欧州中央銀行当局者のタカ派発言などを受けてドル安が続いたが、予想以下のユーロ圏の小売売上高をきっかけに上げ一服となった。また今週はパウエル米連邦準備制度理事会議長の議会証言や米雇用統計の発表を控えており、ポジション調整の売りが出た。