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4月25日

投資被害について

米国株式市場はまちまち、主要ハイテク企業決算待ち

ダウ平均は66.44 ドル高の33,875.40ドル、ナスダックは35.25ポイント安の12,037.20で取引を終了した。
金利の先高観後退で寄り付き後上昇。その後、4月ダラス連銀製造業活動指数の予想外の悪化を受けて根強い景気後退懸念を背景とした売りが強まり下落に転じた。しかし、今週控えている主要ハイテク決算を待つなか動意に乏しく終日小動きに終始。終盤にかけてダウ平均はプラス圏を回復もハイテクは終始軟調でまちまちで終了。

24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、134円29銭で引けた

植田総裁発言を受け日銀の早期政策修正観測が後退し日米金利差拡大観測にドル買い、円の売り戻しが再開した。その後、米4月ダラス連銀製造業活動指数が3月から予想外に悪化したため景気減速懸念に長期金利が一段と低下しドル売りが強まった。


ニューヨーク原油先物6月限は続伸、原油6月限終値は78.76ドル、0.89ドル高

中国の需要回復見通しや、世界的な需給が引き締まっていくと期待されていることが相場を押し上げた。主要産油国は来月から自主減産を開始する。ゼロコロナ政策が解除された後の中国の石油需要は上向いており、目先は労働節の大型連休で石油消費が上振れする見通し。ただ、共同石油統計イニシアチブによると1、2月の中国石油需要は前年を下回っている。

来週の米連邦公開市場委員会で0.25%の追加利上げが想定されており、金利負担のさらなる拡大による米景気悪化が警戒されていることは重し。この利上げで米金融引き締めがいったん停止となる可能性はあるが、6月以降の米金融政策見通しは不透明。


ニューヨーク金先物6月限は強含み、金6月限終値は1999.80ドル、9.30ドル高

独IFO業況指数の上昇によるドル安が支援要因になった。4月の同指数は93.6と前月の93.2から上昇した。また欧州中央銀行当局者の利上げ発言もドル安要因となった。