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5月18日

投資被害について

米国株式市場は大幅反発、債務不履行回避の期待高まる

ダウ平均は408.63ドル高の33,420.77ドル、ナスダックは157.51ポイント高の12,500.57で取引を終了した。
地銀セクターの回復を好感し上昇して始まった。4月住宅着工件数の増加を受けて景気後退懸念が緩和したことも相場を押し上げた。またバイデン大統領とマッカーシー下院議長が債務不履行回避を確信していると発言すると投資家心理が改善、買い戻しに拍車がかかり終盤にかけて上げ幅を拡大した。

17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、137円70銭で引けた

米4月住宅着工件数が前月から増加しため成長への悲観的見方が後退し、金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。また米大統領と下院議長が債務不履行回避に自信を表明したほか、地銀への懸念も後退したためリスク選好の円売りも加速。


ニューヨーク原油先物6月限は反発、原油6月限終値は72.83ドル、1.97ドル高

米債務上限の引き上げ問題について、今週末までに合意に至る見通しであることが買い戻しを誘った。米国の債務不履行による景気後退が意識されているものの、今回の米債務上限引き上げを巡る混乱も回避される可能性が高まった。共和党のマッカーシー米下院議長は協議継続の必要性に言及しつつ、「週末までに合意を得ることは可能」との認識を示している。21日には会見が行われる予定。

米エネルギー情報局が発表した週報で、製油所稼働率は92.0%まで上昇し、今年の最高水準を更新。夏場の需要期に向けて稼働率が高まっている。石油製品需要は日量1955万8000バレルと低調。日量2000万バレルの節目を下回った。


ニューヨーク金先物6月限は小幅続落、金6月限終値は1984.90ドル、8.10ドル安

米債務上限問題について、マッカーシー米下院議長は「最終的には債務不履行は発生しない」と述べた。バイデン米大統領も合意が成立すると確信しているとした。またホワイトハウスのジャンピエール報道官は、米大統領は日本で開催される主要7カ国首脳会議に出席中も主要議員らと電話で協議を続け、帰国後も協議を続けると表明した。